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2010年1月31日 (日)

時間の問題!

私以外の3人の家族が体調を崩しています。

風邪やら扁桃腺やら、なんだかみんな辛そうです。

大体は私から不調になっていくのですが、このところ不思議と私のみ好調です!

年末にも一度もダウンすることなく、風邪っぽいことも全くありませんでした。

ところが昨日の朝、次男が明け方に私の寝床にやって来て、ごぞごぞ布団にもぐりこみます。

そのまま私の枕元まで布団にもぐったままやってきたかと思うと、なにやら耳元でブツブツ言っています。

おそらくたいした意味のあることを言っているわけではないと思ったので

「ふんふん」

と相槌をうって、聞き流していました。

するとその時

「おとうちゃん、(しばらく間が開き)ブシュンッ!」

と大きなくしゃみと共に、私の顔面めがけて、つばやら鼻水やら得体の知れないものが飛び散りました。

「こらあッ!早くタオル持ってきて!」

と風邪がうつりそうなので、息をするのも控えながら、次男に言いましたが、やはりわけのわからないことをいいながら、その場を去っていきました。

一体何をしに来たのかわかりませんが、風邪が移った可能性は50%以上です!

2010年1月29日 (金)

鳥貝

寿司ネタで人気のある「鳥貝」ですが、知らないかもしれませんが、愛媛県の東部、東予と呼ばれる地域の沿岸は、

鳥貝の有名な漁場です。とは言え、漁獲量も少ないようで、なかなか松山には入ってきません。

来月の献立を考えるにあたり、ぬた(わけぎの酢味噌和え)を何か上品な料理に出来ないかと思い、

「そうだ、鳥貝でもないかな?」

と魚屋さんに電話してみました。

すると、地元のものは出てないようなのですが、トレーに並んだようなものはよく見かけるというものですから、

一度試してみるので、入れてみてください。と言って見本を取りました。

そして今日、物が入荷しました。父と共に味を見てみます。

何とも微妙な味!。父の顔色も曇っています

「あんまりうまないな?」

と聞くと、そっけなく

「そうね」

だそうです。不味いわけではないのですが、これを使うべきかと言われると、若干困ります・・・

酢につけたり、塩をしてみたり、いろいろ試しますが、たいした結果にはなりません。

そして片付けようとしたとき、目に飛び込んできたのが、トレーの端に書かれてある文字。

なんとハングルじゃないですか!

地元のものじゃないと聞いてはいましたが、国産じゃないとは聞いていませんでした!

結局、献立入りは却下となりました・・・

2010年1月28日 (木)

ぎんなん中毒

親戚から、大量に銀杏をいただきました。

封筒に入れて、日に日に電子レンジに入れて

「パンパン」

言わせて、晩酌のあてに食べています。

先日妻が

「そんなに銀杏食べて、身体に悪くないの?明らかに悪そうだよ!」

と言います。

確かにあくが強いイメージがあり、吹き出物など大量に出そうですが、今のところ不調や変化はありません。

しかしそんなことを言われると気になるほうで、ネットで調べて見ました。

すると出て来るじゃないですか!

銀杏を食べ過ぎると、銀杏中毒という食中毒があるそうです。

体の中で、何かの物質が変化か何かして、体に悪影響を及ぼすそうです。

そんなこと初めて知りました。

しかも死にいたることも!

戦時中、戦後は食糧不足で、子供が大量に銀杏を食べて、かなり亡くなったそうです。

大人でもいっぺんに40個くらい食べると、おかしくなる人がいるというから、びびるじゃないですか!。

実は私、平気で40個くらい食べていました。

それ以来、ちょっと銀杏を口にするのをためらっています。

とっても美味しいのですが・・・

詳しくはこちら。

http://niah.naro.affrc.go.jp/disease/poisoning/ginkgo.html

お気の毒!

お昼のお客様で、2名様、12:30~1:00にご来店。というご予約がありました。

他にもお客さんがあり、早い時間のお料理をこなしているときには気にならなかったのですが、

気がつくと時間は1:00過ぎ。

(あれ、遅すぎるな。もし遅れるのなら連絡ありそうだけどな・・・)

と思いながら、他のお客さんの仕事と片づけをしておりました。

さらに30分ほどしてもお客さんは来られません。

みんなで

「来るかな?」

なんて話を始めました。ふと(日にち間違えなんてこともありそうだな)と思ったりもしました。

すると初老の夫婦が非常にくたびれた様子で、お店に入ってこられました。

「いらっしゃいませ!」

みんながそんな挨拶をしていると、2人は申し訳なさそうに

「すみません。道を間違えて、場所が分からなくて・・・  通りむこうまで行ってしまってました」

何と気の毒な!いくら歩き回っても通りが違うなら、見つかるはずもありません。

「電話してくれたらよかったのにね」

とみんなで話しましたが

「ひょっとしたら携帯を持っていない世代かもしれませんね」

という結論に達しました。

とりあえず、たどり着けてよかったです!

2010年1月26日 (火)

痛快です!

縁あって、昨年に引き続き、櫻井よしこ氏の講演会に行ってまいりました。

昨年、講演を聞いて以来、氏のまっとうな保守の意見に、大いにうなずけるところがあり、私としては

「こういうことを声を大きくして言っていいものなのだ」

ということを始めて知りました。

今までは知らず知らずのうちにタブー視されていたものや、現代の教育における、戦後史の歪曲。

また、職業柄、政治や思想の話はなるべく避けるようにしておりました。

戦後の日本は特にそういった風潮が強く、腹を探り合うようになってしまっているように思えてなりませんでした。

今年もお話をうかがい、100%を鵜呑みにしていいものかとも思いますが、年々日本を取り巻く環境は厳しくなっているようです。

それは経済的な環境ばかりではありません。

経済が先か、外交が先かは私くらいの人間には分かりませんが、確実にリンクしているようです。

商売をしている以上、行政を頼っていたのでは始まらない。自らの力でいかなる状況も克服していかなければならないと、これは別の経済人の方のお話でしたが、

目先の利益ばかりを追いかけるのではなく、もっと一人ひとりが理想とする国家感を持って、経済活動を行ってもらいたいと、氏は申しているように感じました。

強い国家にこそ、強い経済が築くことが出来るそうですよ(当たり前ですね)

なかなか今回も為になるお話を聞かせていただきました。

2010年1月25日 (月)

はやい!

先週、こんなに寒いのに、地元の筍が入荷しました。

私的には

(ほんとうは中国産を国産て持ってきてるんじゃないの?)

と言いたかったのですが、八百屋は真顔で

「大洲(愛媛県の少し南部)産です」

と言います。

しかもそんなにべらぼうな値段じゃない。

例年ならこれくらいの時期に入荷する、九州(主に鹿児島)産のものなら、めん玉が飛び出るくらいの請求が来るのですが、地物だけに安い!

一体どうなっているのか?と思いますが、信じるしかありません。

去年も一昨年も筍ははずれ年でした。

あまり出ないままシーズンが終わってしまいます。

今年は当たり年なら楽なのですが、いかがなものでしょう。温かくなるのが取っても楽しみです。

2010年1月23日 (土)

気がかりだが・・・

出勤中、決まって会う人っていませんか?

通勤、通学ってのは毎日決まった時間に、決まったところを通るので、同じ人に会うことが多い。

昔からそんなことを感じながら通学しておりました。

バイクに乗るようになると、そんなこと気にもしなくなったのですが、今のマンションに引っ越してからは、短い時間ですが、自転車で同じ道を通るので、また、そんな社会風景に出会えるようになっています。

以前にもお話したような、犬の散歩をする老人の事も、通勤中に出会った人です。

最近の気がかりは、やはり店に行く途中、盲目のご主人らしき方をマッサージの店に連れて行ってあげている、おそらく(夫婦であろう2人)を以前から見かけておりました。

家も私の近所、店同士も近所のようで、かなりの確立でお会いしておりました。

去年の12月頃だったか、奥さんのほうが、店の近所でタクシーと接触事故を起こしたようで、道端に寝転んで傷口を押さえていました。

私はみたことがあるだけで、話したことがないわけですから、声をかけるわけにもいけません。

警察も来ていた事ですから、さしたる問題も無いように思いました。

ところが、それ以来、全くその夫婦に会うことはなくなりました。

ご主人はほどほどお年を召されていたように思うので、退職されたかなとも思いましたが、気になることであります。

そんなことを「ふと」思っていると、先日、奥様のほうが、ウォーキングをしているのを見かけました。

もちろん1人でです。

「ご主人は?」

とも聞けず、やはり気になるだけです。

でもウォーキングをしていると言うことは、奥さんのほうはまあ、問題なかったということなのでしょう・・・

2010年1月22日 (金)

女は怖い?

お客さんのお話です。

最近、奥様が厳しいそうです。

その方がしきりに「女は分からん。男なら、話せば大体理解しあえる」と言います。

私が

「一体、何があったんですか?」

とたずねると、話の大まかなところを教えてくれました。

以前は自分のほうが家庭の中で断然優位だったそうです。

ところが歳をとるにつれ、だんだんきつく当られる様になってきたそうです。

そして先日、奥様に

「私はこの先もあなたの面倒をみないといけなくなるんでしょうね。でも『お腹すいた』って言われても、認知症になっていたら、さっき食べたとこでしょって言って、2日くらいご飯食べささないようにしようと思うんだ」

と言われたそうです。

私には真意は分かりませんが、すごい話ですね!

およそ昔はそんなこと言われるような力関係ではなかったそうです。

もしかして、いずれ誰もが通る道なのかしら!

うんん、怖い話だ!

2010年1月21日 (木)

伊勢海老酒

蟹の甲羅酒はよく聞きますよね。

寒い時期になってくると、こういう熱っついお酒に何かを添加して飲むお酒が恋しくなってきます。

フグのヒレ酒なんかが最たるところで、凍えるような時期には当店でも定番のお酒です。

意外と知られていないかもしれませんが、伊勢海老の甲羅を焼いて、熱燗に浸すのも、これ、なかなかのものなんですよ。

甲羅が香ばしく焼けて、少し残っている足の身から、少しのエキス分が出て、非常に美味しいのです。

長く漬けすぎると、しつこくなってきますので、短い時間で、数回お替りするのがよろしいかと。

今日、お客様のご要望で、伊勢海老の甲羅酒をやりました。

飲まれた方は

「美味しい、美味しい」

と大絶賛でした!それは美味しくて当然ですよ。だって、げん骨大位の大きな伊勢海老の足を贅沢に焼いたものを入れているのですから!

お客さんにお出ししながら

(飲みたい!)

と痛烈に思いました。

今度何とか入手する方法を考えます!

2010年1月20日 (水)

内臓料理

料理人が読む雑誌で「専門料理」という雑誌があります。

和食だけの取り扱いではなく、仏、伊、中などの料理も満遍なく特集されています。

今月は内臓の料理でした。

もちろん、魚ではなく牛や豚です。

ですから、我々が扱う食材ではないので、あまり必要な記事ではないのですが、眺めていると、やっぱりすごい。

って言うかものすごくグロテスクです!

牛の臓物などにしても、一部は何気なく食べてはいますが、物体としてみると、やはり気持ちが悪いもの。

昔から、フランスでは手を加えて料理されて、古典の中にも出てくるような料理や郷土食もたくさんあるそうです。

豚の内臓も食べる機会はありませんが、れっきとした食材として扱われているんですね。

人間の食への探究心というか、追求は本当に奥深いと思います。

こうして先人が道筋を付けていたからこそ、我々が存在するんだろうなと感じます。

しかし内臓、本当に食べなければならなかったのだろうか?

苦手なものからすると、ちょっと顔がゆがみます!

2010年1月19日 (火)

縄跳び

久しぶりに縄跳びをしました。

長男が幼稚園で縄跳びをしているそうです。

でも、あまり上手くできない様で、先日

「お父さん、縄跳び一緒にやろうよ」

と暗に教えてくれというような感じで誘ってきます。

私も、もともと不器用ですから、縄跳びが出来るようになるには、非常に苦労しました。

しかし小学校のときの話ですが、やった甲斐あって、人よりは出来るようになったほうだと思っています。

そんな思いがあったので

「いいね、一緒にやろうよ」

と寒い中、マンションの空き地に出て、付いてきた次男と3人で縄跳びを始めました。

しかし、まだまだ幼い長男はいったいどうすれば縄が回り、タイミングよく飛べるかなど、全く分かっていませんし、考える頭もありません。

手を大きく回し、地面でいったん止まっている縄を飛び越すことしか出来ません。

ですから、1回飛ぶたびに、前へ前へ進んでしまうのです。

いろいろな方法で教えますが、今ひとつ上手く教えることが出来ません。

(これも経験か)

と気長に見るしかないなと感じました。

本人はそれでも出来ているつもりになっているので、おだてないといけないし、でも出来てないし、親としては複雑な気持ちです。

それにしても久しぶりに縄跳びをして、自分の体力の衰えに驚きました。(自分の縄も持っています)

出来るには出来ますが、息も上がるし、回数が続かないし、寂しい限りです。

子供2人に二重とびやハヤブサを見せても

「お父ちゃん、早いね」

と口を開いているばかりで、あまり意味が分かってないようなので、楽しくありません。

「すごい」

とか言ってくれればいいのですが、長男にいたっては

「ぼくも二重とびしよう♪」

と言い出す始末。

君にはちょっと無理だと思うよ・・・

2010年1月18日 (月)

初釜

22 携帯での撮影なので、写真が小さくて申し訳ありません。

初釜の料理を作りました。

自分が習いに行っているところでの初釜のお料理を2年に1回担当して作っています。

今年はその番。前日から仕込み、朝も早くからみんなを駆り出して、作りました。

盛り込みは先生のお宅に行ってから、かしましいおば様たちのお手伝いのもと、仕上げをします。

上の写真の料理に煮物椀と向附(お刺身)が付きます。

お世辞半分ですが、お料理の評判は良かったように思います。

年初の大仕事がこれで一通りかたが付きました。

それにしても足がしびれました!

2010年1月16日 (土)

事故!

今年初、というか、久しぶりに大きく手を切った子が出ました。

久しぶりに暇で落ち着いていたのですが、そんな時に限って魔が差すんです。

(明日は何して遊ぼうかな)

土曜日の夜ですし、そんなことを考えていたのかもしれません。

私も何気なく急がないような仕事をしていた時、ふと若い子たちがざわめいたのに気付きました。

「どうしたの?」

と聞くと

「結構深いみたいなんです!」

と、当事者じゃない子が。

その横には左手の人差し指の付け根を押さえた子が1人。

(やっちゃったのね)

傷口を見ると、確かに深そうですが、性格的にそういうのを凝視できるほうじゃなく、

「ああ、早く病院行って。救急調べてあげるから」

とタクシーチケットを渡して、病院に行かせました。

腋に子供が遊ぶ、テニスボール大のボールを止血用にはさまされて・・・

こんなとき、いなくなった本人をよそ目に、いろんな事言われるんです。

「気を抜くからよ」

とか

「忙しかったらどうするつもりよ」

とか。かわいそうなもんです。

2時間ほどして帰ってきて、けろっとして

「6針縫いました」

だそうです。

聞いただけで背筋が寒くなりました。

2010年1月15日 (金)

理事長先生

長男の通う幼稚園は神社が経営しています。

園長先生は神主で、そのお父さんに当る理事長先生も神主さんです。

今日は朝から子供達が園で餅つき大会をしていました。

父兄達も手伝って、かなりワイワイやっていたものと思われます。

理事長先生はご高齢ということもあって、普段から園や神社の周りを歩いている姿を見かけるくらいで、

園に座って仕事をしている姿を見たことはありませんでした。

それでも長男などが通園してくると

「挨拶はちゃんとするんだよ」

などとすごく優しい目で子供達を見ているのが印象的でした。

その理事長先生が今日亡くなったそうです。

昨日、調子が悪く、園に隣接する自宅で休んだらしいのですが、いい時間になっても起きて来ないので、様子を見に行ってみると、すでに亡くなっていたとか・・・

園も子供達の行事を妨げてはいけないと、穏便に済ませ、そのまま餅つきは続けたそうです。

ぱっと見、そんなに調子が悪いようでもなかったので、少し驚きました。

しかし子供達が餅つきをしている近くで、それを見守るかのように亡くなられたということは、やはり子供が好きだったのかもしれません。

亡くなってからも、子供がにぎやかに楽しんでいる姿をどこかで見ていたのでしょう。

何となく印象に残る方でした。ご冥福をお祈りいたします。

2010年1月14日 (木)

圧力鍋

使わないからってことで、年末に人からいただいた圧力鍋があります。

見た目昔っぽいものだったのですが、しっかりしてそうで

「喜んで頂きます」

と受け取りました。

ところが、もらった時、上のねじが回らず、蓋が開きませんでした。

内心

(とんでもないものをもらってしまったわ)

と思いました。捨てるのもばれると厄介だしとまで考えました。

右に回したり、左に回したりしているうちに、やっとのことで、固まってしまっていたねじが回るようになり、蓋が開きました。

そのまま倉庫に眠っていたのですが、本日眠りから覚めました。

そして大根をサッと湯がいてみることに。

大根を入れて、とぎ汁を入れて火にかけます。

しかしなかなか圧力が上がりません。

みんなで眺めていますが、だんだん怖くなってきます。

圧力鍋はあまり使い慣れないものですから、何となく恐怖心があるのです。

「これが爆発したら」的な。

しばらくして、例の

「シュ、シュッ」

という音が出始めて、圧がかかります。

何とも上品な音です。今まで知っているような下作な蒸気ではありません。

みんなで

「ちょっと、高級感ない?」

なんて笑いながら蓋に目をやると

「フランス製」

と書いています。ひょっとしたら高級圧力鍋なのかもしれません!

出来上がりは特に変わったことはありませんでしたが・・・

2010年1月13日 (水)

営業

久しぶりに営業に出ました。

数年前はよく人を紹介していただき、パンフレットを持って営業したものです。

行かなくなった理由があるわけではありませんが、何となく熱が冷めておりました。

別段、嫌いなわけではないのですがなかなか勢いがないと出れないものです。

今回は

「一緒にホテルを回ってみませんか?」

と言ってくれる方がいて、それではと重い腰を上げたわけです。

当店の近所にはたくさんのビジネスホテルがあります。

半径1キロともなると、かなりの数です。

実際にそれらのホテルに泊まられて、うちの店に来られている方も、たくさんいることが、会話の中では分かっています。

ホテルに泊まられて、接待先を探している方もいらっしゃるのではないかと思い、こういう営業に行き着いたわけです。

また、「坂の上の雲効果」がどれくらいあるか分かりませんが、観光でこれから松山を訪れる方が増えてきたとき、

少しでも多くの方が、アンテナにかかってくれることを期待しております。

お茶屋さん

Photo 松山にも一軒だけお茶屋さんがあります。

お茶も飲ませてもらえますが、お茶屋さんとは言わずと知れた、芸者さんがいるところ。

芸者さんがいるだけでは置き屋さんで、そこで飲食出来て、お茶屋さんと言うようです。

うちの昔からお世話になっているお客さんに

「ちょっと話してくれんやろか?」

と連れて行ってもらい、お茶屋さんの女将さん「千代鷺さん」と初めてお会いしました。

話の内容は本決まりになってからということで、中に入れてもらいましたが、しっかりした造りで、ほんまもんの建築のように思えました。

中にホームバーを構えていらっしゃるのですが、一見さんお断りのこと。

しかし、日曜、祭日にはお昼の時間帯に、薄茶をお出ししているとのこと。

通りがかったときには是非、お立ち寄りの上、中を拝見させてもらってください。

今回の話がうまく行けば、私の店のほうももう少し格があがりそうなのですが!

2010年1月11日 (月)

盗み酒

私は元来、アルコール類は好きですが、あまり飲めるほうではありません。

そして、本当は店でも少し飲みたい気持ちはあるのですが、すぐに顔が赤くなり、ばれるのと、

お客さんから

「飲んだやろ?」

とからかわれるのが嫌で、あまり飲めません。

しかし本日は祭日のため、お客さんが早い時間で途切れ、その後賄いを食べたので、食後の一杯をと思い、ビールサーバーに近づき、近くにいた女性従業員に

「ちょっと失礼します♪」

と言って、ビールを注ぎ始めました。

冗談で

「こんな風に盗み酒をするとね、えてしてビールが終わるのよね」

と言いながら笑っていました。

ビールが終わるというのは、樽の中のビールがなくなり、最後にはガスしか出なくなり

「ボフッ」

という音と共に、一気にガスが吹き出て、ビールが飛び散ったりします。

それを防ぐために、ビールが上がって来るボースに目をやりながら、注がないといけないのです。

先ほど話をしていた、女中さんと共に透明のチューブに目をやると、本当に樽の終わりを示す泡があがってきているじゃないですか!

(ほんとうだ)

と2人して思いながら、

「天網恢恢疎にして漏らさずですな」

と笑いました。結局、本日飲めたビールはひと口だけでした!

2010年1月 9日 (土)

珍味?

昨日案じたとおり、本日はかえてもらった布団で休憩することができませんでした。

朝から晩まで働き詰めでした!

年末、親指の2倍ほどの小さなフグの白子が残ってしまいました。

父に

「これどうするかな?」

と相談すると、好きにしなさいと言うことだったので、1人だけ雑煮に入れてやろうかとも思ったのですが、

店の為に使うのが筋と横領の誘惑を振り払い、残っていた味噌床に漬け込んでみました。

それを本日引き上げて、焼いてみました。

私も食べたことのなかった

「天然とらふぐの白子の味噌漬け」

です。

イメージの中では驚くほど美味しくなるような気は最初っからしていませんでした。

たいしたことないんだろうなと思いながら口に入れて、しっかり味わって見ました。

水分がかなり抜けていたので、もっちりしたような食感でした。

柔らかいチーズとでも言いましょうか・・・

しかし、私はやっぱりそんなに美味しいとは思えませんでした。

ところが、これを父に味見をしてもらうと

「美味いな!これはええな」

と妙に絶賛。私は正直に

「そうか?」

と言いましたが、おいしいといってききませんでした。

変り種ではありましたが、こんだけ食べる人での差があるのです。

さすがにこれだけ飲食店が存在するのも、分かるような気がします・・・・

2010年1月 8日 (金)

寒い!

昨日ほどではありませんが、本日もものすごく寒い!

午前中、一生懸命仕事をして、早く休憩を取ろうと、頑張り、そのかいあって、多くの時間を作ることが出来ました。

ところが仮眠用の布団に入っても寒くて寝れないのです!

足元は寒く、首筋も異様に冷たく!

(風邪か?)

とも思いましたが、布団から出れば何のことありません。

暖房を入れようとも思いますが、部屋には整理できていないワインが散乱してて、温めるわけにもいかず・・・

仕方なく母に

「もう少し分厚い布団を貸してはいただけないだろうか」

と泣きを入れました。

まあ、大体良く出来たもので、こうして新しい布団を手に入れると、休憩が取れなくなったり、とたんに温かくなったりするものなんです!

明日は休めるのか?そして相変わらず冷え込むのか?

2010年1月 7日 (木)

あけましておめでとうございます

ご挨拶が遅くなりましたが、今年もなにとぞよろしくお願いいたします。

本日の夜から本年もきよみずの営業が始まりました。

今年は若い者頭が昨年一杯で卒業したこともあり、我々も新たな出発となります。

今のところは少ない人員で頑張りますが、数ヵ月後には数人の新卒者が就職予定です。

今年一年の踏ん張りをきよみずの今後の成長の礎ととらえ、しっかり土台作りに励み、

来年以降、成長のラインに乗せられるよう、精進していくつもりです。

年末のおせち料理も非常に順調に仕上がり、自分が持ち帰り、食べたものに関しましても、何一つ首を傾げなくてはならないような料理はありませんでした。

ここ数年で見ても、かなり完成度の高い料理が出来たと自負しております。

これも店としての地力が付いてきた証拠。

今年はさらにたくさんの方に、その力を披露していきたいと思います。

長々とご挨拶させていただきましたが、今年の抱負とさせていただきたいと思います。

明日からは昼の営業も普通どおり始めますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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