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2010年4月28日 (水)

長期熟成

先日店に、一本の電話がありました。

「台所の床下の貯蔵室に、お宅の土佐醤油と土佐酢を放置してしまっていたのですが、かなりの年月がたっています。興味はないですか?」

と言われます。意図はもう1つ理解しかねますが

「送ってみます」

という事になってしまいました。

そして本日、その2本が到着。製造年月日を見ると平成8年です!ですからざっと14年前ということでしょうか!

密閉して、未開封のペットボトルに詰めてありますが、何かの加減でボトルが変形してしまっています。

だいたいこの手のものは腐敗したり、悪い変質をすると、膨張と言う変形を見せるのですが、今回のものは逆に収縮しています。

ですから(腐ってはないんじゃないか)という期待は若干ありました。

醤油にしても酢にしても、かつおや昆布が入って腐りやすくなっているとはいえ、塩分も濃く、酢が入っているわけですから、なかなか簡単に腐ってしまうものではないと予測はつきます。

父が恐る恐る蓋を開け、器に出してみます。

両方とも恐ろしく黒ずんだ色をしており、全くもとの状態ではないことは一目で見て取れます。

指に付けて、なめてみると、醤油はものすごく熟成した味がします。

しかし、こんな醤油、売っていそうな気がするという感もあります。樽貯蔵の熟成醤油なんて触れ込みで・・・

次に土佐酢ですが、この方が味の変質は激しいです。

しかし何か味わったことのあるような味だなと思っていると、若いこの1人が

「バルサミコスですね」

と言います。確かにそんな感じです。酢が熟成して、紹興酒に似たような香りがします。

こんな風になるんだと勉強にはなりましたが、送っていただいたお客さんは一体何がしたかったのでしょう?

果たして感想は言わなくてもよいものでしょうか・・・

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