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2010年5月31日 (月)

それは無理だ!

今日来られたお客様、3名のパーティーでした。

お造りの盛り合わせをとおっしゃられて、私が1名さまずつ、4種類のお造りを盛り合わせました。

しかしお客様は本当は一盛りにした、盛り合わせが欲しかったそうです。

私もどこかで

(そうなんじゃないかな?)

という気がしてはいたのですが、普段通りやってしまったので、申し訳ないことをしました。

「やり直しますよ」

と言ったのですが、もう良いとの事。

続いて天ぷらのご注文。

これも一盛りでということで、2人前でご注文をいただきました。

量が少ないほうがいいので、みんなで分けるということでした。

そして5種類ほどのネタを2貫ずつ天ぷらにしました。

するとそのお客さん

「気が利かんね!3人で食べるんだから、3個入れてよ」

とおっしゃいます。

「はああ!」

と言っては見たものの、それは明らかに2人前ではなく、3人前だろう?と思いました。

それならば3人前で注文してもらわないと、無理な話ですよね!

気が利かないということは、3人前作って、たとえば1000円×3のところを伝票上は1500円×2としろと言うことなのでしょうか。

ちょっと理解しかねました・・・

2010年5月29日 (土)

切れないよ!

お客さんに

「昆布を千切りにして出してくれ」

と言われました。

(変わった注文だな)

と思いながらも、出汁を取った後の柔らかくなった昆布を出刃包丁で細かく刻み、お出ししました。

しばらくして女中さんが

「これじゃなくて、硬いのを刻んでくれとのことです」

と言ってきます。すかさず

「それは無理です。できません」

と言うと、また時間を置いて

「はさみで切ってくれといっています」

と言うではないですか!

なんとも!内心、(いい加減にしてよ)

と思いつつも、はさみで切りましたが、よく乾燥しているので、きれいに線などには切れません。

「これでいいか聞いてもらって」

とその細切れになった昆布を部屋に持っていってもらうと、それでいいということなので、そのまま切り始めました。

(何でこんなもん)

と何か無性に憤りを感じましたが、その思いをこめて、ひたすら切りました。

しかしある瞬間

(これって、違う方向に切れば、きれいにいけるんじゃないか?)

と思い、今まで横に切っていたのを、縦にすると、あれ!簡単に切れるじゃないですか!

そうなってくると、今まで切れませんとか言っていたのが恥ずかしくなっていて、一瞬

(このままもとの方向で切って、できないということにしては)

という考えもよぎりましたが、やはりそうも行かず、きれいに切ってお出ししました。

その後のやり取りは聞いていませんが、何でもできないという前に、3回位は考えて、工夫してみないといけないものなんだなと、反省いたしました。

でも、いくらきれいに切れたとしても、もう昆布は切りたくありません!

2010年5月28日 (金)

手厳しい!

先日、お茶のお稽古に行ったとき、ふと思い出しました。

4月から長男が年長になり、幼稚園では最高学年となりました。

彼が通っている幼稚園は教育の一環として、煎茶を取り入れいます。

月に一回お茶会を開いて、お菓子を食べて、煎茶を飲みます。

そのお運びをどうも年長さんたちがしているようなのです。

先生や父兄が入れてくれたお茶を年下の人たちに運ぶわけです。

話を聞くとそのための稽古をしたりしているのだとか。

そして、どうも目覚めてしまったようで、私が何気なく和室を歩いていると、長男が突然

「お父さん、ヘリとシキイは踏んだらいかんのよ」

ははあ、確かに気にしてもいませんでしたが、とっさに

「お父さんヘリを踏んだりはせんよ!お父さんもお茶を習っているんだから!」

と言うと

「さっき踏んだ」

と言い張るのです。私も確信がありませんから

「分かったよ」

と言う以外ありません。

そんな話をお稽古の時に社中の皆さんにさせていただいたら、たいそう、うけました!

そう言えば裏千家の家元のお話にもありました。

普段からヘリをまたいで、決められた歩数で畳を歩く癖をつけていると、稽古中の足捌きなどは取るに足りない。

毎日の生活の中に茶道の立ち居振る舞いを取り入れなくては、稽古をしている意味がないと・・・

長男が言っている事は、偶然ながらそういうことなのかもしれません!恐れ入りました・・・

2010年5月27日 (木)

オーブンお好み

以前に手に入れていたクッキングシートに、いろいろな使い方が出ていました。

オーブンだけでなく、そのままフライパンに敷いて使えば油がいらないとか、落し蓋に使えるとか、そんな感じの簡単な使用方法です。

それに目をつけた板前が、もっとしっかりした使用法が書かれた、販促用のしおりを手に入れて来ました。

そこには作れる料理のレシピ集も掲載されていました。

そしてみんなの注目を集めたのはお好み焼きが作れるということ。

しおりに書かれているのは、正確にはスチームコンベクションと言う、ハイテク機材を用いた調理法でしたが、調理場での話では

「これはおそらくオーブンでも可能だろう!」

と言う結論に達し、本日きよみず初、オーブンを使ったお好み焼きに挑戦しておりました(私は無関係)。

しおりに書かれてあるレシピに沿って作ったようなのですが、若干普通のものとは違うようにも思えました。

まずベーキングパウダーが入ること。そして片栗粉なども入れるように書いてありました。

片栗粉に関しては私が知らないだけで、普通は入っているのかもしれません。

で、どろどろに混ぜた関西風の生地をクッキングシートを敷いて、焦げにくくした天板に流します。

後は火が通るまで焼くだけですが、見た目はとってもきれいに焼けるのです。しかもひっくり返さなくていい上に、大きくいっぺんに焼けるという利点があります。

出来上がっているのを見ると、スーパーなどで売られている大きなものは、ひょっとしてこういう風に作られているのかな?なんて思うようなできでした。

そして食べた感想ですが、やっぱりふんわり感は皆無です。

ケーキ的に流し込んで焼いていますから、モッチモチのお好み焼きです。

しかし下手に焼いたものよりはまったくマシ。

いろんなことを考える人がいるものだと感心いたしました!

2010年5月26日 (水)

異臭

店の屋上に上がりました。

何気なく盆栽を見ていて、ある地域に行くと、そこだけ異臭がします。

鼻が曲がりそうとまでは言いませんが、結構きています!

最初は(鶏糞か何かが臭いのだろう)とか、(気のせいかな?)なんて思っていましたが、明らかにそこだけが臭い。

しばらくして、父が上がってきて、私が

「ねえ、ここだけ何か臭くない?鶏糞?」

と聞くと

「ああ、それはね、魚の骨よ」

と言います。

なるほどそう言えば、先日から魚のあらで出汁を取ったカスを若い子において置いてくれと言っているのを聞きました。

糠に混ぜて肥にするとは聞いていましたが、こんなに臭うとは思いませんでした。

蓋の付いているバケツに入っていると言っていましたが、怖くてその蓋付きバケツを開ける勇気はありませんでした。

しかし、本当に大丈夫なのでしょうか?発酵してしまえば臭いは無くなるといいますが、果たして上手くいくものか?

近所から苦情が来なければいいのですが・・・

2010年5月25日 (火)

和紙

お客さんに見てもらう献立を書くのに、何に書けばよいか迷っておりました。

そして和紙に書こうと決めたのですが、店には和紙がない!

「では、買おう」

と思ったのですが、いったいどこに売っているのか分からない!

文房具屋にもありそうだけど、なんか違う気がするなと思っておりましたら、ふと近所に書道用具店があり、看板に「和紙」と書いてあるのを思い出して、

自転車で駆けつけました。

「あんまり分からないのですが、献立を書くような和紙はないですか?」

とたずねると、女性の方が応対してくれて

「色は何ですか?」

というものですから

「分かりませんが、白かそれ以外の色でも・・・」

と非常にあいまいな説明を。

そんな話をしていると、突然その女性に

「あなた、私の知っている人にとっても似ています。顔が似ていると、声までそっくりなのでしょうかね?」

なんて言われて非常に驚きました。

で、厚手の和紙を2枚購入。

「これは普通に切る以外に方法はないのですか」

と聞くと、「濡らして引っ張ってください。そうすれば、風情があります」と教えてもらい、早速店に帰って、切ってみました。

何か不思議本物っぽく、きれいに献立を書くことができました。

上手くできたので、予定を変更して、店ではなく、お茶屋さんに持っていくことにします!Photo

(カメラの電池が切れていて、携帯で撮りました)

2010年5月24日 (月)

興味ある?

最近、息子2人が夕方によく来ています。

本当の目的は、先日蒔いたコスモスとひまわりの種に水をやること。

「芽が出てるよ」「大きくなってきたよ」

なんて驚嘆の声を上げながら、植物が育っていくのを見るのは、いい勉強になっていると思います。

ちょうどその時間、夜のお客さんの魚をさばく時間とかち合います。

うろこをかいている所や、さばいている所をカウンターに上がってよく見ています。

そして2人とも鯛と鯵くらいは見て分かるようになりました。

残念ながら、食べたら一緒!「お魚さん」でくくられてしまいます。

そんな姿を見ていると、昔の自分を思い出します。

私も魚をさばいているのと、包丁を研いでいるのを見るのが大好きでした。

そしてあれこれ質問するのです。

どんなことを聞いていたの覚えていませんが、父や店の人にとっては、とても邪魔な存在だったに違いありません。

おかげで、魚のさばき方は、本当に見て覚えました。

ただ、頭の中のイメージではすごく上手くおろせるはずなのに、実際にやってみるとえらいことになるというギャップは生じてしまいましたが・・・

わが子の話に戻りますが、子供たち、すごく熱心に仕事を見ているかと思うと、

あっという間に飽きて、どっかで違う遊びを始めたり、本当に興味があるかどうかは微妙なところです。

2010年5月22日 (土)

花柚

店のベランダの柚が花をつけています。

1週間ぐらい前から、断続的に花が咲いていますが、きよみずには柚の木が2本あります。

1本は私が小学校のころからあるもの。

こちらは普通に売っている柚ではなく、丸っこい実のなる柚で、作り方の問題もあるでしょうが、若干小ぶりです。

もう1本は2年ほど前に父が買ってきたものです。

(あるのになぜもう一本?)

と思いましたが、その理由は聞いておりません。

植えてから一昨年、1個だけ大きな実をつけましたが、よい成績を収めておりません。

「買ってきてすぐだからかな?」

という話もありましたが、土が合っていないのでは?という心配もありました。

ところが今年はそんな心配をよそに、一面の花をつけました。

その量たるや、ベランダに出ると「ふわ~」と匂うほど。

喜んで密集しているところの花を選っては摘んで取り、吸い物に入れて、お客さんに香りを楽しんでもらいました。

柚の花はある意味濃い香りがします。トロピカルといいましょうか、蘭のような香りさえします。

今年の冬にはたくさんの実をつける事だろうと楽しみにしていますが、

もしかしたら、いっぱい最後の実をつけて、枯れてしまうのではないかという心配をしております。

植物は子孫を残すために、最後は頑張るといいますから・・・

2010年5月21日 (金)

驚くべき事件!

お客さんから聞いた話です。

前振りですが、もし私がその立場なら、いったいどんな対応をしたのだろうかと思うと、恐ろしくなります。

その方が夫婦でコンビニに行かれたそうです。ある程度お年がいかれてるということだけ言っておきます。

奥様が先に買い物を終わらせ、駐車場の車の助手席で待っておりました。

その間、何をされていたのかは分かりませんが、しばらくして、突然、見知らぬ男性が運転席に乗り込んできました。

ところがその奥様、とっさに

(あっ、やばい!)

と身の危険を感じるのではなく、すぐに何も言わずにその車を降りたそうです。

そしてその隣に止まっていた車に乗り換えました。

さて、話の意味が分かっていただけたでしょうか?

その奥様、なんと他人の車に堂々と乗り込んで,助手席で運転手が来るのを待っていたのです。

ところが乗り込んできた運転手はご主人ではなく、赤の他人だったというのです。

しかも自分ちの車とまったく同じものだったというから驚くではないですか!ものすごい偶然。

しかしどうしてすぐに自分の車じゃないと気づいたのでしょう?

私なら

「あなた何?」

とか言ってしまいそうなものですが、運転手も何にも言わない。

奥さんも何も言わずに逃げるように車を降りるだけ。

こんな出来事があるもんでしょうか?

私が学生時代、酔っ払って帰った同級生が隣のマンションと自分のマンションを間違え、

隣の棟の同じ階の同じあたりの部屋の鍵が(もちろん)開かず、チャイムを鳴らしまくって、警察を呼ばれたことがありました。

鍵が開かないからチャイムを鳴らすってのも変ですが、若干似ているのかななんて思い出してしまいました・・・

2010年5月20日 (木)

ナムル

松山に関する情報を書いた「タウン誌」が毎月当店に届きます。

その中で韓国料理の「ナムル」の作り方が紹介されていました。

教えていたのは松山でお店をしている韓国人の方。

一方、きよみずの賄いにも、たまにこのナムルが出現します。

基本、ナムルは野菜だけかと思うのですが、料理本に出ていたという「きよみず風(勝手に)ナムル」は牛肉が入っています。

それをたくさんの野菜とともに、甘辛いたれで和える簡単な料理です。

 紹介されていたものと大きな違いは、根菜は炒めるということと、コチジャンを使うこと。

しかし京料理屋のうちには、いきなりコチジャンといわれても、持ち合わせていません。

そこで、赤味噌に砂糖と辛子を入れたものを代用品として使っていました。

出来上がったものを食べてみて思ったこと。

(麻婆豆腐と同じ味がする・・・)

です。やっぱり麻婆豆腐に入れる、テンメンジャンやトウバンジャンの代用としても、同じように赤味噌を使っていたようで、結果当然ですがまったく元となる味がおんなじなのです。

あまりにおんなじすぎて、ちょっと笑ってしまいました。

賄いを作るほうも、この手の料理は何が本物かを食べたことがないのが、一番の原因です。

もちろん食べているほうがアドバイスできないのも問題ではありますが・・・

2010年5月19日 (水)

口蹄疫

和牛最大のピンチです。

きよみずではA-5といわれる和牛では最上ランクの肉を使っています。

コースでは少量ずつしか使いませんが、お客様からはいつも大変な好評をいただいております。

それもそのはず。滅多なことでは手に入らないような和牛ですから、普段食べている牛肉とはまったく味が違います。

ところがこの高級和牛、仕入れているのは地元の肉屋さんからですが、産地の表示を見ると、九州が目立って多いのです。

愛媛県産の場合もありますが、地元のものだけでは量も少なく、まかないきれません。

九州は土地も広く、産地が多く、さらには質も申し分ないのが特徴です。

佐賀を筆頭に、頭数が多いのは鹿児島、熊本、そして宮崎です。

この騒ぎ以前にはたくさん宮崎牛も入荷しておりました。が、それ以来ぱったり入荷がなくなりました。

さほど日が経ってないのでなんともいえませんが、囲っている佐賀牛がある以外は、九州ものも少ないような気がします。

九州は子牛の産地でもあります。九州で産まれた子牛がほかの産地に売られて、ブランド牛として育てられ、出荷されていくのです。

ということは、近い将来、和牛は必ず品薄になるはず。そして高騰・・・

嫌~なシナリオを感じます。何とか今まで通り入荷するためにも、早くこの騒ぎが収まる事を切に願っております。牛も農家も気の毒すぎます!

2010年5月18日 (火)

リバウンド

何年も「痩せないとね」といいながら、まったく痩せれなかった私が、何かの加減で上手くいき、3ヶ月ほどでかれこれ痩せることができました。

インターネットを検索しては、どのように運動したらよいか、食事の制限をしたらいいか、結構調べました。

そして3ヶ月以上がたち、目標としていた体重になったところで、果たしてこれからどうしたらいいのか、まったくわからなくなってしまいました。

元の食生活に戻せば、必ず同じようになるのは、物理的に明らか。

しかしダイエットのやめ方はインターネットの検索をかけても、本当に数えるくらいしか出ていないのです。

しかもとってもいい加減。

「ダイエット前は荒れた庭。ダイエットを成功したときは手入れの行き届いた庭。そして元の生活に戻ると、荒れ果てた元の庭」

いったい私は・・・ 喧嘩うっとんかい?ってな感じでしょう?

要するにダイエットを志す人は数知れず。

そのためサイトも無数。しかし成功した人はほんの一つまみ。

しかもその後維持できた人はもっと少ないとしたときには、やっぱりそれを教えてくれる情報は少なくなるのは当然なのでしょう。

今の私はまさしくスポンジ状態。

少し食べるとびっくりするくらいすぐに太ります。

毎日そんなことにおびえながら生活をしております。

が、同じ生活を続けるとどこまでも痩せていく可能性が・・・

贅沢な悩みなのかもしれません・・・

2010年5月15日 (土)

お弁当

かなり前になりましたが、ロープーウェー街にあるお茶屋さんとお話をしたことを記事にしました。

お話の内容は、うちの料理をお茶屋さんに運んでもらいたいということで、

きよみずから料理が来るというだけで、全然聞こえが違うんだという、有難いお話をしていただきました。

松山では、こういう「芸能」がだんだん廃れていってしまい、その結果、料亭文化も消えてしまいました。

結局は切っても切れない関係だったのです。

そんなことで、お話が来たとき

「喜んで一緒にお仕事をさせていただければ」

とお答えさせていただきました。

しかし、若干店が離れすぎています。

乗り物に乗れば、5分ぐらいですが、この5分がネックなのです。

祇園だと1~2分の距離を自転車部隊がピストン輸送して、懐石をお茶屋に運んでいるのです。しかし5分では温かいものも冷めてしまいます。

何とか策は無いかと3輪の原付などもあたってみましたが、びっくりするくらい高価で、およそ割に合うものではありません。なかなかうまくはいかないものです。

「お弁当ぐらいなら何とかなりますよね」

なんてお話もお互いしていたものですから、とりあえずお弁当をお運びしてみることになりました。

お座敷遊びをしながら食べる松花堂弁当です。

Photo あわてふためきながら撮った写真なのであまりきれいでないですが、雰囲気だけでも。

弁当以外にオコゼの薄造りと煮物椀が付きます。

なかなかいい感じでできましたが、はたしてお客様の感想が気になるところです

もっと行き来できるようになると、お互いを高めあえる可能性があるのですが・・・

2010年5月14日 (金)

配達

本日、街中の近所のお店に仕出しがあり、作り終えた後に時間があったので、私が歩いて持っていきました。

時間は6時30分ぐらい。

ようやく街が動き始める時間帯。

こんなときに外をうろつくことがないものですから、明らかに挙動不審です。

キョロキョロして、店を覗き込んだりしながら、目的地に向かって歩きます。

景気が悪いとはいえ、さすがに週末のこの時間。

仕事をする人は慌しく動き回り、これから食事に出かける人は、心なしか浮かれています。

そんな人の中に、知っている人がたくさんいました。

その距離、往復で300m内くらいですが、お客さんや、業者さんに何人か会いました。

気持ちよく挨拶してくれる人もいれば、最近ご無沙汰されていて、ちょっと気まずいのか、目を背けられる方も。

「おう!」

と大きなベンツから手を上げてくれる怖い方も・・・

(こうやってみんな飲みに出かけたり、仕事で最後の追い込みをするんだ)

というのが見れて、なんだかちょっと楽しかったです。

仕出し、喜んでいただけたらうれしいのですが。

2010年5月13日 (木)

撃沈!

昨日、お客さんからいただいた泡盛をもって帰りました。

そんなに好きではなかった泡盛ですが、知り合いに沖縄料理のお店をやっている方がいて、お伺いしたときに、

さすがに沖縄料理の店に来て

「ワイン」

なんていうと失礼だろうと、泡盛を飲んでみました。

すると意外なほどおいしく、さらに味わいやら、香りやらの違いがすごく感じられて、今までの考えを改めさせられました。

それからというもの、機会があれば嫌がることなく、口にするようにしていたのですが、たまたま沖縄から帰ってこられたお土産でということで、

お客さんが小さな甕で古酒をくれました。

「お店で飲む人はいないんじゃないの?」

なんて都合にいいことを言って、それごと全部持って帰ってやりました。

そして昨日、うれしそうにロックで飲みました。

なんとも言えない(正直、よいとも悪いともわからない)味わいに、知らない間に杯は進み、勢いよく飲んでしまいました。

気が付くと、自分でもびっくりするくらい酔ってしまっていました。

それもそのはず、40度を超えるお酒を、焼酎を飲んでるくらいのペースで飲んでしまっているのですから、酔うのも当然です。

妻に

「早く寝なさい」

とうっとおしがられて、そのまま布団へ。

そして朝起きてみると、めっちゃ二日酔いでした!

(あああ、飲むんじゃなかったよ)

久しぶりにそんな気分になりました。

その知り合いが

「勢いよく泡盛を飲むと、必ず潰れるんです。というのも飲みやすいんですけど、度数はウイスキーやブランデー並みですから。比較にならないくらい、口当たりはいいですが・・・」

とこんなことを言っておられたのを思い出しました。

確かにそのとおりでした・・・

2010年5月12日 (水)

豆ご飯

豌豆(えんどう)豆とか、うすい豆と呼ばれる、豆を入れてご飯を炊く、いわゆる「豆ご飯」ですが、

作り方は実はいろんな方法があるんです。

まずは出汁を何出汁で炊くかです。

昆布出汁でお塩を入れて炊くのが一番オーソドックスかと思われますが、

当店ではかつおと昆布の出汁で、やはり塩を入れて炊きます。

かつおが入ると若干お米に色がつきますが、味に深みが出て、昆布出汁よりはおいしいように思います。

次に豆を入れる時の違いです。

普通は炊飯器のスイッチを入れるときに豆をすでに入れておきます。

そうしますとお米の成分の作用もあり、豆がやわらかくなります。

さらにご飯全体に豆の味が行き渡り、おいしいご飯になります。

ただ、蒸らし終わったときには豆の色は煮えすぎたことにより、完全に飛んでしまっています。

見た目を重んじる料理屋としては、これはちょっと頂けないということで、考え出されたのが、

お米はお米で味を付けて炊く。豆は豆で味を付けると言う別々に作ってしまう手法です。

これはご飯が炊けてから、味を付けた豆を混ぜるので、色は緑のまま保てます。

しかしご飯からはまったく豆の味がしなくなってしまいます。

さらにこの間中を取ることもできます。

ご飯が湧き上がったころに、ジャーの蓋を開けて、生の豆を入れる方法です。

うまくいけば色も残りますし、ご飯に味も付きますが、タイミングが難しいです。

いろんなことを考えながら、ご飯ひとつでも炊いておりますが、結局

「これが一番」

というのはなかなか無いものです。それぞれの作り方があり、一長一短だということでしょう!

2010年5月11日 (火)

続 黒ウーロン茶

油の吸収を抑えるという黒ウーロン茶。

店で飲んでいるという話は依然しましたが、たまにお客さんから

「あのお茶、効きますか?」

と聞かれます。

母などは

「そんな、効くわけないじゃない!」

と足蹴にしますが、実際わかりません。しかし一応は特保ですから・・・

で、そんな黒ウーロン茶で私が新作スイーツを作ってしまいました。

その名も「黒ウーロン茶プリン」

脂分の吸収を抑えるということはプリンに入っている生クリームの吸収は抑制されるはずという安易な発想から生まれた、くだらないデザートです。

生クリームと牛乳でウーロン茶を煮出して、ゼラチンで固めます。

一見、ほうじ茶や紅茶と変わらないように思うのですが、ちょっと煎じ方がきつかったのか、かなり苦いものができ、私的にはきつかったです。

ところが人にはいろんな意見があるようで

「おいしかったです!」

という人もいたりして、なかなか一般化は難しいようです。

でもこれはもう二度と作りません。明らかに失敗でした・・・

2010年5月10日 (月)

新発見

昔から親しくさせていただいている、あるお店の料理長がいらっしゃいます。

その方とお話しする機会がありまして、そこでたまたま出てきた話。

「茄子を塩水を入れて、真空パックすると、一瞬で塩漬けになるんですよ!」

とおっしゃいます。

何となく原理は理解できます。真空機に入れることで、茄子の細胞は膨らみ、逆に塩水は吸い込まれていく。

同じ原理でマリネを行うと言う話は以前から耳にしておりましたが、調理法的に和食で扱う機会が少なく、やったことはありませんでした。

しかしそれを聞き

「後でやってみます」

というと、

「今やってください」

となぜか猛烈に勧めます。

仕方がないので、若い子に塩水を作って渡し、真空してもらいました。

その出来上がりをみて驚きました!

一瞬にして、茄子は柔らかく塩漬けに。

そして色は空気に触れていないので、すごく綺麗な翡翠色。

(なるほど、勧めるわけだ)

「すごいですね!違うものにも試してみます」

とその場で感動をお伝えしました。

料理長も偶然発見した事だそうです。そうした偶然を生かせることが、非常に大切なのかもと感心した次第であります。

2010年5月 8日 (土)

今年の夏は・・・

屋上に以前はあった植木用の土砂を撤去して1ヶ月。

除けた時は冷え込んだりしていた時で、何も想像できなかったのですが、

このところぐんぐん気温が上り、昼中は夏っぽい天気すら感じられるくらいになってきました。

するとどうでしょう?

今まで何にも感じなかったのに、4階(4階建てなので、すぐ上は屋上になります)の半畳ほどのトイレに入ると、他の部屋とは全く違い、ものすごく蒸し暑いのです!

(なんとこれは、ひょっとして・・・)

と思いましたが、他には考えられません。

おそらく屋上のコンクリートが焼けて、小さな部屋は気温がそのままダイレクトに上ってしまったのではないかと考えられます。

ということはですよ、朝晩涼しい今だからこのくらいですんでいますが、真夏になると当店の4階は驚くぐらい室温が上るということなのでしょうか?

お昼寝するときでさえ、クーラーをガンガンにかけて寝ないと寝れないのでしょうか!

もっと気の毒なのは母です。

私は夜には自宅に帰りますが、母の寝室は4階です。

おそらくはその蓄熱作用で毎日が熱帯夜をすごさねばならないでしょう!

ああ、恐ろしい!

2010年5月 7日 (金)

そろそろ鱧(ハモ)の季節になってまいりました。

確かに好き嫌いのある魚ではありますが、京料理には欠かせない魚です。

昔は東京の人は見向きもしなかったそうですが、今では日本料理と名の付く店のほとんどで鱧が使われているのが、現実のようです。

さらにはお寿司屋さんでも見かけるようになって来ました。

さてこの鱧ですが、近年、韓国物が国内市場を席巻しております。

京都の後輩などに聞いてみても、国産の鱧と韓国産の価格にはかなりの差があるそうです。

もちろん韓国産のほうが高いんですよ!

というのも、皮が柔らかく、脂がのっているという理由だそうです。

京都の高級料理店はこぞって韓国産を使うんだとか!

何となく、信じがたく、不思議な話ですが、これだけ市場が認めているわけですから、一蹴するわけにもいけません。

事実として頭の片隅においておくことにします。

とはいえ、きよみずは国産にこだわり今年も鱧は長浜から入り始めています。

待ちに待った方もいて、入店するなり

「鱧ある?」

とおっしゃいます。何となく常連さんとのやり取りの一部として、店的にも良い光景でした。

楽しみがたくさんある。待ちに待った料理が、素材がいくつもある。

そんな料理屋を目指して行きたいものです。

2010年5月 6日 (木)

近所にも私にも・・・  迷惑

私は昔からあがり性であり、また、良い意味でワクワクしすぎる性質で、よく言う「遠足の前日は眠れない」タイプなのです。

今でも仕事の前日に

「寝れんかった」

なんてことは全くありませんが、ゴルフに行く前の日に一睡も出来なかったことはいくらでもあります。

そんの血を受け継いだのが、長男なのかもしれません。

昨日、こどもの日なのに、私の父が長男に補助輪の付いた自転車を買ってくれました。

よっぽどうれしかったのでしょう。

持って帰ってくるや否や街中をグルグル回って、急ブレーキをかけたりして、本当に楽しそうに満喫しておりました。

私が夜、仕事から帰ると、マンションの入り口側のベランダに自転車が置かれてありました。

駐輪所ではいたずらされる可能性もあるのでということで、持って上ったようです。

そして今朝、夢の中でなぜか自転車のベル(りん)がなっています。

(チリン、チリン)

何の夢かな、何処から聞こえるのかな?

なんて思うか、思わないかのうちに、すぐに現実に引き戻されました。

私が寝ている部屋のすぐ前が、玄関で、そこに置かれた自転車のりんを長男と次男がうれしそうに連打しているのです。

それを聞きつけて、妻が大きな声で

「近所迷惑だから、やめなさい!」

なんてやっているわけです。しかもかなり早い時間。

おそらくうれしくて早く起きてしまって、さらに乗る事も出来ないから、りんだけ鳴らしてみたといった感じです。

(つらい・・・)

そんなことで、ハイテンションになった長男は数十分後、二度寝に入った私の枕元に来て、大声で

「お父さん、今日は新聞休みだからね」

(分かったから、やかましいわ・・・)

2010年5月 5日 (水)

食材カタログ

当店に食材カタログが送られてきました。

食材といっても、材料ではなく、おもいっきり、できあいの商品のカタログです。

揚げたり、焼いたりすれば出来上がるものから、解かしただけで提供できるもの、また本当に盛り付けたら終わりのものまで多岐に渡ります。

決して買うことはありませんが、まあ、良くぞここまで作れるものかというほど沢山あります。

しかも私が作れないような料理まで。

そんな料理たちのタイトルは

「会席料理(割烹用)」

なんて書かれていて、細かい細工がたくさんなされた料理が山盛りです。

お皿の一部に盛るだけで、れっきとした料理になります。

しかしやっぱりなと思うのは、中国で加工されたものや、原料が作られたものが多いこと。

1/3まではかの国で作られているのではと思います。

ということは中国がなくなれば、飲食店は成り立たなくなる可能性もあります。

実際に作らずに出来合い物ばかりで商売している飲食店も多々ありますから。

ちょっと寂しくなりました・・・

2010年5月 4日 (火)

はやとちり?

すごく暖かい日でした。

そのせいか否か、若い子に命じて

「半袖を出すように」

と白衣の衣替えを指示。

しかし私一人が半袖を着ているのを母が見て

「あれ、早くない?」

と言います。私は5月に衣替えだとしっかり信じ込んでいました。

事実、幼稚園の帽子も連休明けから麦藁帽だという話も聞きましたから。

しかしです。ネットで衣替えと検索してみると、

6月と10月とあるではないですか!

但し南西諸島では5月、11月ということ。

温暖化で松山は南西諸島並みという事になってしまいました。

しかし今更出したものをしまうわけにもいかず、結局このひと月、不自然な半袖で仕事をしてもらうことにします・・・

2010年5月 3日 (月)

歓迎会

先日、新人の歓迎会をしました。

本当は2人を歓迎をする予定でしたが、あえなく1人は歓迎会を迎えることなく、当店を去っていきました!

残念な話は置いておいて、残りの1人を歓迎すべく、街に繰り出します。

行くと決めていた店は、最近出来たお店で、近所でよく目立つ洋食の居酒屋さん。

どういうジャンルなのか、今ひとつわかりませんが・・・

早く仕事が終わった女性陣が先発隊として、行きましたが、しばらくして電話があり

「いっぱいです」

との事。結構店が大きそうなので、問題ないかと思ったのですが、甘かったです。

しかし、少し待てば入れると言うことだったので、少し待ってもらい、入らせてもらいました。

しばらくして全員集合。最初はビールを飲んで、そのうちにワインを飲むようになりました。

みんなが集まる機会もあまりないので、珍しく、仕事や店の話をたくさんしました。

いつものことではありますが、知らない間に酔ってきて、自分でもいま1つ、何を言っているのか分からなくなってしまいました。

結局7人で(うち2人は戦力外で)3本のボトルを開けましたから、まあまあ飲んだほうではないでしょうか!

その後2次会も行きましたが、人を歓迎するどころか、自分ばっかりが楽しく飲んでしまい、結果、次の日はしっかり二日酔いでした!

そんな歓迎会をした日に、実は面接試験をしていました。

板前見習い希望ということで、なかなか威勢のいい若者でした。

うちとしては来てくれると言うのなら、非常にありがたいことなので、お願いすることに。

おかげさまで、もう一度歓迎会が出来そうです。

但し今回は歓迎される人が1人なので、その時いなくなってしまってたら、開催できないことになってしまいますが、そうならないように、頑張ってもらいたいものです!

2010年5月 1日 (土)

3歳

Photo 次男の3歳の誕生日です。

あさ、妻の手作りケーキでローソクを立てて、消そうとしましたが、なかなか難しい様子です。

何とか頑張って2本までは消しましたが、3本目はお兄ちゃんに消されちゃいました。

こいつがなかなかのやんちゃで、年上だろうがなんだろうが、けんかを売ってつばを吐きかけるし、お兄ちゃんでも叩くし、たいしたもんです。

次男はやるとは聞いておりましたが、末恐ろしい。

これをみていると、人は切磋琢磨しないと進歩しないのだと感じさせられます!

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