手厳しい!
先日、お茶のお稽古に行ったとき、ふと思い出しました。
4月から長男が年長になり、幼稚園では最高学年となりました。
彼が通っている幼稚園は教育の一環として、煎茶を取り入れいます。
月に一回お茶会を開いて、お菓子を食べて、煎茶を飲みます。
そのお運びをどうも年長さんたちがしているようなのです。
先生や父兄が入れてくれたお茶を年下の人たちに運ぶわけです。
話を聞くとそのための稽古をしたりしているのだとか。
そして、どうも目覚めてしまったようで、私が何気なく和室を歩いていると、長男が突然
「お父さん、ヘリとシキイは踏んだらいかんのよ」
ははあ、確かに気にしてもいませんでしたが、とっさに
「お父さんヘリを踏んだりはせんよ!お父さんもお茶を習っているんだから!」
と言うと
「さっき踏んだ」
と言い張るのです。私も確信がありませんから
「分かったよ」
と言う以外ありません。
そんな話をお稽古の時に社中の皆さんにさせていただいたら、たいそう、うけました!
そう言えば裏千家の家元のお話にもありました。
普段からヘリをまたいで、決められた歩数で畳を歩く癖をつけていると、稽古中の足捌きなどは取るに足りない。
毎日の生活の中に茶道の立ち居振る舞いを取り入れなくては、稽古をしている意味がないと・・・
長男が言っている事は、偶然ながらそういうことなのかもしれません!恐れ入りました・・・
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