お弁当
かなり前になりましたが、ロープーウェー街にあるお茶屋さんとお話をしたことを記事にしました。
お話の内容は、うちの料理をお茶屋さんに運んでもらいたいということで、
きよみずから料理が来るというだけで、全然聞こえが違うんだという、有難いお話をしていただきました。
松山では、こういう「芸能」がだんだん廃れていってしまい、その結果、料亭文化も消えてしまいました。
結局は切っても切れない関係だったのです。
そんなことで、お話が来たとき
「喜んで一緒にお仕事をさせていただければ」
とお答えさせていただきました。
しかし、若干店が離れすぎています。
乗り物に乗れば、5分ぐらいですが、この5分がネックなのです。
祇園だと1~2分の距離を自転車部隊がピストン輸送して、懐石をお茶屋に運んでいるのです。しかし5分では温かいものも冷めてしまいます。
何とか策は無いかと3輪の原付などもあたってみましたが、びっくりするくらい高価で、およそ割に合うものではありません。なかなかうまくはいかないものです。
「お弁当ぐらいなら何とかなりますよね」
なんてお話もお互いしていたものですから、とりあえずお弁当をお運びしてみることになりました。
お座敷遊びをしながら食べる松花堂弁当です。
あわてふためきながら撮った写真なのであまりきれいでないですが、雰囲気だけでも。
弁当以外にオコゼの薄造りと煮物椀が付きます。
なかなかいい感じでできましたが、はたしてお客様の感想が気になるところです
もっと行き来できるようになると、お互いを高めあえる可能性があるのですが・・・
松花堂はやっぱりいいですね( ̄▽ ̄)
写真拡大してみさせていただきました。
勉強させていただきます( ̄ー ̄)ニヤリ
投稿: 八神 裕 | 2010年5月17日 (月) 07時56分
>八神 さん
作るほうはもっと勉強になります。
これより値段を高くとか、量を減らしてとか品数を増やしてとかに対応できないといけないと思っています。
なかなかお客さんの気持ちも量りきれず、難しいものです!
投稿: takumi | 2010年5月17日 (月) 16時13分