はまった!
以前はよく本を読んでいました。
自分だけの時間がたくさんあったというのもありましたし、優先順位が高い位置にあったのでしょう。
普段から文庫本を持ち歩く生活をしておりました。
しかし松山に帰ってきてしばらくしてからは、何と無く本から離れていってしまいました。
読むと言っても、歴史小説やエッセーを読んでいたので、ジャンル的にはかなり偏っていました。
その後も気になった本をたくさん買いはするのですが、買ったら終わり。
読んでいないのに、買ったら満足してしまうのです。
しかしある方が
「本は読まないといけないと思って読むものではない。読書とはものすごく楽しい遊びのひとつなのです」
と言っていたのを思い出して、決して買ったからと言って無理に読むことはしませんでした。
ところが、先日買った本、久しぶりにはまりました。
本当にタイミングと言ったらよいのでしょう。たまたま面白そうだと手に取り、
買って、目を通すことが出来たのです。すると面白い!結構分厚い文庫本なのですが、寝る間を惜しんで一気に読んでしまいました。
夜は気がつけば4時くらいになったり、昼休みは寝るのを忘れて読みふけりました。
正直、こんなのは久しぶりで、自分でも不思議です。
読んだ本は熊谷達也さんの「邂逅(カイコウ)の森」と言う本で直木賞受賞作品です。
何かでマタギという狩猟生活者に興味をもち、調べているとそれについてかかれた小説があると言うことがあり、調べて買ってみると大ヒットでした。
本との出会いは、まさに奇跡だと久しぶりに感じました!
コメント