からすみ
好き嫌いが変わるというのはよくある話で、先日来
「いつから野菜を食べるようになったか?」
などとお客様と話す機会がありました。
私はその昔は刺身が食べられませんでした。物心は付いていましたから、恐らく小学校に入ってもそういう状態は続いていたと思われます。
それこそ料理屋を経営している父にとって、つまらない息子であっただろうと心中察します。
そういうことは知らないうちに解消されましたが、焼きナスやピーマンなどはもっと最近まで、世の中に必要のない野菜たちでしたが、
やはり今では、大好きだとまでは言いませんが、たまには食べたい食材であります。
一体、何をきっかけにこうなるのかはわかりません。
よく言う
「年取ったからかな」
というのに当てはまるのかも知れません。
しかし相変わらず嫌いなものもあります。
塩辛や臓物。
いつまでたってもあんまり好きにはなれません。
イカの塩辛なんて何で食べないといけないのか?と真剣に思いますし、レバーもいらんでしょう!
以前は自家製のカラスミでさえも
(一体こんなもののどこが・・・)
とずっと思っていました。
ところが、カラスミだけは、ここ数年で、今までの分を取り戻すくらいは好きになりました。
お客さまに切るときのちょっとした端を口に入れると
(うああ、おいしい。冷酒ほしい!)
と切に思います。
はたして、カラスミがおいしく感じるようになったのか。お酒が好きになったのか?それは分かりませぬ。
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コメント
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takumiさんのような調理を専門とする方でも
嫌いなものはあるのですか?
私も子供の頃は
きよみずさんではお野菜以外食べる物がない!と
言うくらい好き嫌いがありました。
子供の頃は卵と野菜しか食べなかったんですよ~
でも学生時代の寮生活で大分改善されました。
嫌でも食べなければ、痩せ細ってしまいますものね。
今では考えられないくらいでしょ?(笑)
お陰で食わず嫌いが無くなりましたが
どうしても食べたくないのは“鰻”と“海鼠”です。
これは見ただけで口にしたくない拒否反応がでます。
中華などではまだまだ食べたくない物も多いのですが
これらは滅多にお目にかからないから大丈夫です。
結構好き嫌いはあっても
これだけ育っていればいいでしょうから(アハハ)
投稿: ogin | 2010年9月18日 (土) 20時57分
>Ogin さん
嫌いなものはあるんですよ。でも少ないほうだと思います。
Oginさんの偏食は、今考えると信じられないですね。
でも野菜が好きな子供も、私からしたら不思議です。
まあ、お互い元気に成長中(?)ですから、問題ないと致しましょう!
投稿: Takumi | 2010年9月18日 (土) 21時52分