大鱧
先日、ふと
「ああ、今年の鱧も終わるし、どんぶりにでもして食べてみようかな。自分で食べるんだったら、大きければ大きいほどいいよな」
なんて思いつきました。
なぜ大きいほうがいいか?
鱧は開いて骨をのけて加熱するので、身が薄いのです。
ですが、大きければその身が厚く、しっとり仕上げやすいのと、皮がごついので、ゼラチン、脂が多く、温かい料理には向いているのです。
ではなぜお店にも使わないのか?
それは扱いが大変なのです。
裁くのも大変。骨切りをしても、骨も残りやすく、残った骨は鱧が大きいだけに、硬さも倍増なのです。
それで思いついたその日のうちに、魚屋さんに
「大きいのが入ったら入れておいて」
と注文しました。
すると翌日、見たこともないような大きな鱧が水槽に!
大きさ1,3キログラム!長さ1,1m!食べ応え十分です。
普通にさばいて骨切りを始めて(写真を撮るのを忘れた)
と気づいた時の写真がこれです。
これをさっとタレ焼きにして、山椒を振って、ご飯に乗せて食べました!
非常に美味です。身もしっとり仕上がりましたし、骨もたたず、おなかいっぱいになりました。
今年は最後と言いましたが、これならもう一度食べてみてもいいかなと思いました!
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