少し痛い・・・
作った本人には申し訳ないがとあらかじめ断りを入れておいて・・・
本日の賄いに白和えがありました。
従業員があんまり喜んで食べないということもあり、お浸しや、和え物といった和食の副菜はあんまり作られることがないのが現状です。
しかし我々の店は日本料理屋なわけで、賄いも料理勉強の一部ととらえて仕事をしているわけですから、食べないからと言って、全く作らないわけにはいけないだろうと、考えたのでしょう。
久しぶりにきゅうりと焼き椎茸の入った白和えが登場しておりました。
ただ、お皿に盛った時
(何の白和えだろう。緑なのは何だ?)
と目を凝らしてみないといけません。
その時はなぜ目を凝らさないといけないのか分かりませんでした。
ところが食べてすぐに分かりました。
和え衣の豆腐が異様に多いのです。ですから、具が緑なのは分かるのですが、一体何なのかはしっかり見てみないと分からないのです。
味は悪くありません。和え衣の味がします。濃くもなく、薄くもないちょうどの感じです。
食べた後に作った子に
「豆腐が多すぎるんじゃない?」
と苦言を。
すると調理場ではすでに噂になっていて
(豆腐の白和え、豆腐の豆腐和え)
とかあちこちから悪口が聞こえてきます。
あまりに気の毒なので、もう言うのはやめにしました。
衣を作ったけど、具が少なくて、でももったいないから衣も全部和えちゃった。みたいなものなのでしょうか!
残念な白和えでした。
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