試飲会
都会においてはたくさんあると思われるお酒の試飲会。
酒販店や飲食店を対象に行われ、いわばメーカやインポーターの営業活動の一環であります。
市場規模の大きくない地方都市の松山においては、こうした活動を再々行ったとしても、来る人は同じで、重ねておこなうメリットが少なく、
年に数回おこなわれるのがやっとです。しかもその数回は、日本酒が2回、ワインが2回ないし1回くらいなもので、目新しいものが出てくるわけでもなく、
結構ありきたりの刺激のないものが多く、残念なことが多いのも事実です。
ある種、お祭り的に行くのであれば結構楽しく飲めて、いいものですが、真剣にお酒を探しに行った場合、(これくらいしか持ってきてないのか!)という感想も出てきます。
その年数回のうちの1回が本日、道後のホテルで行われました。
おなじみの酒屋さんから誘われて、遊び感覚で行ったのですが、本日のテーマはカリフォルニアワイン。
特に理由はなく、比較的なじみの薄いワインです。
先日カナダに行ったときに、義弟(イタリア人)の親族たちに
「店にはどこのワインを置いてあるんだ?」
と聞かれて
「フランス」
と答えて大ひんしゅくを買い、しどろもどろになりながら
「お客さんがフランスワインを望んでいるんだから仕方がない」
と言い訳をして、イタリア人たちをなだめたように、現実、お客さんが求めているのはフランスワインが多く、他の産地に関しては見向きもしない人が数多くいらっしゃいます。
そんな理由でカリフォルニアもなじみが薄く、おいしいのですが若干とっつきにくかったような印象を受けました。
こんなことを言うと、またアメリカ人の親族(妹の旦那のお兄さんの奥さんはアメリカ人)にどやされそうですが、事実なんです。
もう少しいろんなお酒を勉強する必要があると感じさせられました。
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