酒癖
このところ某芸能人の酒癖について、ちらほら話題になっておりますが、そんな話の中で、従業員たちと酒癖について話す機会がありました。
私が
「酒癖が悪いっていっても、そんなに“たち”が悪い人って、私たちの周りにはいないよね?」
と言うと
みんな頷きながら
(そんなに思い当たらないな)
という感じです。
しかし、ある一人が口をひらき、
「酔っぱらって、話しているときに、よだれは出すし、食べるものを飛ばすし、鼻水流す人はいますよね?」
と言い始めました。
確かにそんな方も思い当たりますが、明らかにお年の方が、いい気分になって飲まれているだけで、迷惑がかかるわけではないので、酒癖が悪いとは言えません。
じゃあ、どんな人が酒癖が悪いのか?
からんでくる人、横柄になる人、喧嘩を売る人。
酒癖の悪い代表選手みたいなものですが、そんなにたくさん、世の中にいそうでいないんじゃないかなと思います。
ただ、続きの話題の中で出てきた話で、もう3年ぐらい前になるでしょうか。
調理場のみんなで飲みに出ていた時に、あるおじさんで、その店で客同士として偶然同席した初対面の人に
「お前たちに信念はあるのか?」
としつこく責められたことがあります。
「あなたの信念は?」
と聞きたいところでしたが、話がややこしくなるので、適当にあしらっていると
「そんな事だから信念がないんだ」
と言って長々と説教されてしまいました。
それはそれで我々にとって「非日常」だったので面白い出来事ではありました。
何か気に入らないことでもあったのでしょうが、こういう人が酒癖の悪い人と言うのかもしれないなと、みんなが想像した人にひとりでした・・・
コメント