耳をくれ!
次男がテレビを見ながら朝食のシュガートーストをむさぼっておりました。
おいしそうに砂糖をなめたりパンを食べたり、牛乳を飲んだり。
見ていると非常にほほえましくなるような光景でした。
しかしよく見てみると、どうもパンの耳が嫌いらしく、残して、柔らかい部分だけを食べておりました。
逆に私は耳が好きなほうなので、次男に
「ねえ、あっちゃん(次男の呼び名)、耳ちょうだいよ」
というと、血相を変えて、自分の左耳を押さえて
「絶対だめ、あげないんだから!」
と怒りました。
一瞬、何を言っているのか分からず、私のほうが「きょとん」としてしまいましたが、すぐに気付き、妻と顔を見合わせました。
何ともかわいらしいじゃないですか!
パンの耳と、自分の耳を間違えて、くれと言われて手で隠すなんて、幼子じゃないと絶対にあり得ないような話。
朝ののどかなひと時を妻と笑いながら過ごさせていただきました。
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