微妙~
最近のブームです。
魚をおろした後の中骨を焼いて、骨に付いた身を食べるのに凝っています。
いろんな魚を食べています。鯛、アマダイ、鰆、マナガツオ・・・
ことの発端は先月からアマダイを使い始めて、大好きなこの魚の身を食べる方法と言えば、骨をもらったり、使わないような小さな物の頭のアラをもらったりするくらいなのです。
これに少ししっかり目に塩を施して焼いて食べると、いい日本酒のあてになるのです。
先月までは1匹分ずつくらいをチマチマ食べていたのですが、今月に入ると、お客さんも多くなったり、他の前もっての仕込みの物などが有ったりして、魚の絶対的な量が増加しています。
それに伴い、私にとってのごちそう(?)も激増しているわけです。
今日などは
「骨いるか?」
と父が言う物ですから
「尻尾はいらんけど、おいておいて」
と言うと、鰆3匹分(鰆はかなり大きく、骨も長いです!)、アマダイ3匹分、鯵の頭半匹分、アマダイの頭1匹分という、今まで食べたことのないようなアラがいっぺんにもらえました。
盆と正月が・・・と言えば幸せですが、これがこれが・・・
さすがにこれだけ分のアラを一度に食べると、なんだか舌やら唇やらに傷がつきますし、何となく飽きてきてしまいました。
と言いながらも、たぶんまた食べるんですけど・・・
こんなにおいしいものかと気づいたのは、鰆の骨です。
上身はただ焼いただけではパサついたりするのですが、骨に付いた身はしっとりジューシーで、脂も強烈で、非常に美味です。
板前ならではの特権とでもいいますでしょうか!
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