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2011年1月20日 (木)

悲惨!

昼休み中に屋上の様子を見に行こうと階段を上っているつ、上り口で

「ピー」

というけたたましく鳴く声が聞こえます。

(何の鳥だ?)

と思い、見まわしてみると、なんとネズミ捕りの粘着板にヒヨドリが捕まっているじゃないですか!

(これはかわいそうに!どうしてまた)

私はそこに粘着板があることすら知りませんでしたが、悲痛な鳴き声をあげながら、近づく私を威嚇しています。

しかしベッタリ付いているこれをどう対処したらよいものか、しっかり困ってしまいました。

とりあえず、はずすだけははずさないと、どうにもならないので、引っ張ってはみましたが、まったく動かず。

仕方なく鋏を持ってきて切ることにしましたが、本当は羽を切っていけばいいわけですが、初めて触った鳥の羽根の何処までが傷つけてよいもので、どこからは骨なのか、全く分かりません。

結局は粘着側を切って、まだ、羽根には「ベタベタ」ついている状態ではありますが、とりあえずはずすことはできました。

まず、どこかに行ってしまわないように、箱をかぶせて動けないようにして、インターネットで粘着の落とし方、野鳥の保護の仕方などを調べますが、なかなか出てきません。

そこへ父が帰ってきて、事情を話すと、ダンボールで簡易の取り箱を作り、入れてはくれましたが、され、これからの考えはありません。

ネズミ捕りですが、最近、千両の実を取られるので、カラスかと思い、父が粘着板を仕掛けたそうです。

そこへ何にも知らないヒヨドリがいつもと同じようにやってきて、捕まってしまったということのようでした。

カラスならこんなに頭を悩ませないのにと思いますが、捕まったものは仕方ありません。

とりあえず、死なない限りはこうして飼ってやろうと、輪切りにしたミカンを父が入れておりました。

私は内心

(食べずにすぐ死ぬだろう)

と思っておりました。ところが夜になり、仕事が終わるころに箱をのぞいてみると、結構元気そうにバタバタして、さらにミカンもつついているではないですか!

ひょっとしたら、生きるかもしれない。そんな希望が出てきました。

飛べる飛べないは別として、何とか粘着のベタベタをのける方法を考えないといけないと思っております。

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