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2011年2月 7日 (月)

うずら

京都の川物屋に鴨を頼む用事があったので、鶉のミンチとまるを注文いたしました。

いまだに不思議ですが、川物屋にはいわゆる家禽類を扱っている店が多く見られます。

鯉や鮒、もろこや川エビ、すっぽんなどの本当に川に住む物以外にも、合鴨、鶉、スズメなどの鳥も常備されています。

これはいまだに不思議なことですが、謎のままです。

鶉の丸とは、さばかれていないそのままの鳥ということで、どうして買ったかというと、ただ一点。

さばく練習がしたかったということです。

日本料理の世界では、昔は普通に鳥をさばいていました。

ところが私も含めて、今の板前は、大抵鳥はさばいた物しか買ったことがなく、羽をむしることさえしたことがありません。

しかし父ぐらいの歳になると、何かしらの経験が有ったりするのです。

そんなことで、本日の講師は父で、さばく練習をしてみました。

最初は

(ちょっと気持ち悪い)

などと思っていますが、やり始めると魚も鳥も一緒です。

内臓も羽も全く関係ありません。ただ、身と骨とを分けて、食べれるようにするのが仕事です。

さばいてタレ焼きにしてみましたが、残念ながら、そんなに美味しくてたまらないものではありません。

まあ、しかしいい経験にはなりました。

下に写真をUPしますが、気味が悪い人は絶対にクリックしないでください。

写真は小さくしておきます!

Kc3x0013 Kc3x0015 上がさばく前。下が処理済みです。

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