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2011年3月31日 (木)

思い出します

今、春休み中で、息子2人と妻とが一緒に通勤してきます。

最初

(本当にこいつらを連れてきて、仕事する気なのか!)

と思っておりましたが、結構うまいことやっているようで、なんとか仕事をしております。

ただ、効率のことなど言ったら、果たしてどうだか分りませんが、とにかく、よくできるものだと感心いたします。

あさ、9時過ぎに店にやってくるのですが、2人がカウンターに上って、魚の仕込みをしているのを一生懸命見ています。

いつもは父が市場から運び込まれた魚を処理しているのを

「これは鯛やろ、そしてこれがサヨリ」

とか言って、懸命に見ております。その相手をしながら、仕事をする父も大変そうです。

今日、私が時間があったので、カウンターの前で鯛のうろこをかいておりました。

するといつものようにやってきて、覗き込んでみております。

「お父さん、うろこは頭にも付いているの?」

とか

「ひれには骨があるのかな?」

とかいろんなことを聞いてきます。それを

「そうだね、どうかな?」

とか言いながら仕事をしたわけですが、私が子どもだったころを思い出して

「あの頃と一緒だわ」

と懐かしく思いました。

同じようにカウンターに上がり、父が魚をさばいたり、包丁を研ぐのを見ておりました。

それこそ、魚をさばく手順などは、一通り覚えるくらいは真剣に見ておりました。

それがとってもおもしろかったのです。

わが子も同じように、またこうして繰り返されているのを見て、

(これが継承なのかな)

なんて、かっこよく思った次第です。

2011年3月30日 (水)

新入社員研修

今春、きよみずには新卒の新入社員が就職しました。

調理師専門学校卒で、先週から働き始めました。

そして、新しい試みとして、今年は初めて社員研修を受けさせようと思い、入社以前からいくつかセミナーを探っておりました。

昨今、いずれの会社も社員の扱い方には非常に苦労されているようで、そういう講座がいろいろなところで催されています。

初めに仕事以外の一般常識など、きちんとした事を教えておくのが非常に大事だということがよく言われます。

その最初の基本を専門家に任せようという会社さんも多いようです。

大きい会社になれば、何人もの新入社員を集めて、自分の会社でそれなりの専門の担当を割り当ててとできますが、小さなところではそうはいきません。

そんな小さなことを教えることよりも、早く戦力にしてしまいたいと、気ばかり焦り、逆に弊害が生まれてきます。

きよみずも御多分にもれず同様で、それを防ぐことが今回の狙いです。

当店の門をたたく若者のその多くがあまりに若いため、さまざまな社会的常識やマナーを欠落していることが多いのです。

そういったことを第3者に教えてもらうことは、メリットがあるんじゃないかと考えています。

結局、今回は商工会議所の主催する新入社員研修を利用することにしました。

参加者は100名ほどで、かなり大規模なもののようです。

2日間にわたるセミナーですが、本日は社会人のマナーと常識についてのお話が1日あるそうです。

夕方、研修を終えた彼から電話があり、感想を聞くと

「マナーって難しいですね」

だそうです。

行かせてよかったかも・・・

2011年3月29日 (火)

ちょっとした気持ち

川崎に少しだけお付き合いのある酒屋さんがあります。

特殊なお酒を扱っているところで、以前、料理の情報雑誌でみて、インターネットで検索。

それから取引が始まりました。

特殊なものだけに量的にはさほど取り引きがありません。

しかし毎週日曜日にメールマガジンという形で、ちょっとしたメールが届くのを楽しみにしております。

先週のメールの中に、

「関東の飲食店は震災の影響でとても厳しい状況にあります。しかし平常に戻った時に、行きたかったお店が閉店していたのでは申し訳ない。だから今は頑張って店を守ってほしい。そのためにも(お客様のほうが)何が何でも自粛をするというのは、間違っているんじゃないですか?」

という内容のことを書かれて言いました。

確かに厳しい状況ですが、みんなが共倒れしたのでは元も子もない。平常に生活できる人は、精いっぱい生活するのが、被災地のためなのかもとも思います。

そんなことを考えているうちに、そちらの酒屋さんのHPの購入ボタンを「ぽちっ」と連発して、買い物かごに日本酒がたくさん入ってしまいました!

なんとなくの衝動買いで、日本酒の四合瓶を9本も購入してしまいました。

そして買い物の通信欄に

「メルマガ見ました。私も頑張ってたくさんのお酒を買って、たくさん売ります。ですから早めに発送してください」

とコメントすると、すぐに返事が来て

「私も頑張りますから、森脇さんも頑張ってください」

と励ましの言葉をいただきました。

さらにいつもなら納期が1週間後くらいなのに、今回そんなコメントを入れたものですから

「本日発送します」

と急いで発送してくれました。注文は夕方だったにもかかわらず・・・

これ、ちょっと嬉しかったです!ちょっとした気遣いが、逆にまた気遣ってもらえることにつながるんですね!

2011年3月28日 (月)

少しアウトローですが・・・

どぶろく作りの本を買いました。

お酒は買うものと思っていたものが、あるとき

「お酒は作れる」

ということを知りました。

何がきっかけだったかは忘れましたが、比較的容易にアルコール自体は作れるようです。

ただ、問題は

美味いか、不味いか・・・

不味くても、なんでもアルコールであればよい。

こうなると、世間的にはいわゆるアル中の範疇に入るわけで、やはり美味しいから飲むというのが、健全なのではと思っています。

もっとも作ることが面白くて、それを仕方なくでも飲むというのも、現実にはあるかもしれません。

そうなってくると、趣味は作ること。お酒は嫌い。

ということです。今回の場合、私はお酒が好き。で作ってみたいと思っているわけですから、美味しいものを作らないといけないわけなのです。

ちなみにお酒は作ったら法律違反です。

ですから私は「作ってみたい」とだけここでは言っておきます。

インターネットで検索にかかったどぶろく作りの本はいろいろな人のお酒の作り方が紹介されています。

見て分かることですが、田舎に行けばいくほど、伝統的にお酒は作られ、しかも土地土地でさまざまな作り方、酒類のお酒が無数に作られています。

特に多いのが東北地方。

おそらく冷涼な気候が酒造りに適しているのでしょう。

しかしたくさんの酒造りが紹介されていると、一体どれを真似したら良いのか分からないのです。

少ない量で作ると美味しくないと言います。

それならとお米3升も使ったどぶろく造りをして

「失敗しました」

では後の処置に困ります。それこそアル中になります。

どれもが美味しいと紹介されていますが、そんなに美味しいのなら、酒なんて買う人はいなくなるはず。

やはりほどほど何だと思います。ではどれが?というところです。

20ほど紹介されているもののうちで、信用できそうなものを選んでみたいと思います。

誰か情報があれば、教えてください!

2011年3月26日 (土)

覚えて無かったのかな?

2,3日前、夜のお客さんとして、当店に来られた方がいらっしゃいました。

その時はもてなされる側で、とても楽しかったようで、気分よくお酒も飲まれておりました。

その後の部屋でのやり取りで、翌日の昼に奥さんと来られると言ってくださり、その時点で予約を承りました。

ただ、時間がはっきりしないので、また連絡するという話になっておりました。

その後、帰る頃になり

「やはり今週の土曜日に来ます」

ということになり、予約を変更。土曜日(本日)の昼懐石を用意しておりました。

ただ、当初から私は

(だいぶお酒も召し上がられているし、どうかな?)

という疑念はありました。あまりに調子よく決まった話だったので、不安があったのです。

そして今日、そんな不安をよそに、その方のお料理を用意してお待ちしておりました。

ところが、やはりと言えばいいのか、どういえば良いのか、来られませんでした。

嫌がらせというわけではないでしょうか、全く記憶になかったとしか思えない感じです。

両親とも

「何だったのかな?」

なんて首をかしげたお話です。

2011年3月25日 (金)

なんと!

1年に1度だけ行かせてもらう寿司屋さんがあります。

というのも1月から3月までの間、燧灘(ひうちなだ)というところで、

何やらという特殊な漁があり、それで獲れるのが赤貝や鳥貝なのです。

赤貝や鳥貝は年々漁獲高が減り、以前はたくさんとれた松山近辺でも全く獲れず、

市場に上がるものはと言えば、外国産が主流なのが現実です。

ですから国産の物は私たちの口に入ることもなく、食べる機会さえないのです。

ところがこの寿司屋さんは漁をしている知り合いがいるらしく、この時期になると、地ものの貝が手に入るのです。

それを毎年、貝のみ食べに行かせてもらっています。

3月で漁が終わるので、もっと早く行けばいいのですが、毎年3月も終わり掛けのギリギリになってお伺いしています。

そして今年もいよいよその日が!

大将は特になじみなわけでもないので、笑顔で

(おお、また今年も来たか)

というような顔で出迎えてくれます。

そして今年、席に着き、ネタケースを見て

(まさか!)

と不安がよぎりました。

「鳥貝と赤貝を2貫ずつ」

と注文すると

「鳥貝が切れました」

と言われました。

なんということ!年に一回しか食べないネタが、売り切れだなんて・・・

絶対に許せない。とりあえず、赤貝は食べて帰りました。

やはりこれが見事に美味しいのですが、しかし鳥貝が!

ということで、今年は2回行くことになりそうです・・・

とにかく年に一度でも行こうかというぐら、ここの2種類の貝はまぎれもなく別格です。特にと言えば鳥貝のほうです。

2011年3月24日 (木)

便乗か?

震災の影響で入荷しにくい野菜があるという話をいたしましたが、ジワリジワリとこの四国にまで影響が出てきております。

これからの時期に大量に必要になってくる木の芽ですが、言わずと知れた山椒の若芽ですよね。

この一大産地が秋田なのです。

最初は全く入荷しなかったのですが、次第に入り始めたかと思うと、やがてストップ。

八百屋さんもこれでは困ると思い、違う産地の物を当たってみました。

そしてたどり着いたのが、愛知産。

愛知も宮崎と並ぶ促成野菜の大産地の一つです。しばらくは愛知産が普通にいつもと同じくらいの値段で入荷しておりました。

しかし、しばらくすると、やはりいろんな人が目を付けるのでしょう。

あっという間に驚くほど値上がりして、普通には使えないくらいの値段になってしまいました。

こういうのを聞くと、まさか木の芽を栽培している農家が値を吊り上げることはないでしょうから、

中間で、たとえば業者が競りを利用して値を吊り上げているとか、市場が吹っかけてきているとか、いろんなことが考えられます。

いずれにしても納得いかないところですよね。おんなじ品物ですから。

そして、ついに愛知もあきらめて、現在は山口県の物が入荷しております。

品物的には申し分なく、十分使えるものなので、内心

(探せばあるんじゃないか)

と思っております。

しかも値段は若干安いくらいです。八百屋さんにも頑張ってもらわないといけません!

2011年3月23日 (水)

白子酒

白子酒をご存知でしょうか?

ふぐの白子を湯がいて、裏ごし、それを熱々の熱燗に溶かしこんで飲むお酒です。

実に贅沢なお酒ですが、熱狂的なファンがいらっしゃいます。

時期になるとそれをどうしても飲みたくなるのでしょう。

本日、冷凍庫をあさっていると、以前に真空パックして冷凍していたふぐの白子を見つけました。

冷凍しているものだから、利用価値もないだろうと、みんなで白子酒にして飲んでみることにしました。

というのもお客さまからの予約で

「白子酒」

と言われても、若い板前や女性スタッフが

(なにそれ?)

みたいな雰囲気で予約を受けるわけです。

特にうちのほうとしてもお勧めして飲んでもらっているものではないのですが、一応常時ご用意できるということと、

味ぐらいは知っておいてもいいだろうと思ったわけです。

私が白子を裏ごし、お酒に溶かしていると、人が集まってきます。

興味はあるようです。3杯ほど作り、自分で飲んでみますが、正直私はそんなに好きなわけではありません。

(こんなものか)

という程度なのです。

しかし母は大好きですから、人それぞれ。好みの物だといえますし、一般受けするかどうかは疑問があるところです。

3杯を飲める人たちで分けます。

やはり感想はまちまち。

調理場では美味しいという人もいますが

「一合1500円よ」

というと

「私には無理です」

という答えが返ってきました。普通に高級すぎるものです。

しかし誰が考えたものなのでしょう?こんなバブリーなお酒・・・

2011年3月22日 (火)

やはり!

時計周りはどうして左から右に回っていくか知っていますか?

そんな記事が雑誌に掲載されていて、食い入るように読みました。

元は日時計で、それが今の時計周りに影が動いたのが始まりで、その発達が北半球で起こったから、恐らく今の時計周りができたのだという話でした。

続きに、もしこの日時計から時計への発展が南半球で起こっていたら、影が反対に動くため、時計周りが反時計回りになっていた可能性があるとされていました。

それを見て、無知な私は

(あれ、そうなの?)

と真剣に考えました。どうなれば、影が反時計回りに動くのだろう?

もしかしてバカボンの歌(古いですね)ではないですが、西から太陽が昇るのかとさえ、思ってしまいました。

地球の図を書き、太陽も書いて

(地球がこう自転して・・・)

そこでやっと気付いたのです!

(南半球では太陽は北にあるんだ!)

気付いたことがうれしくて、それを確かめるべく、オーストラリア在住の友人にメールをしてみると

「大災害が起こった国の人が呑気な質問ですね」

と軽く怒られてしまいましたが、太陽が北にあることは間違いないそうです。

ひょっとして、知らなかったのは、私だけだったのでしょうか?

2011年3月21日 (月)

厳しいかも!

本日来られたお客様が

「油ものを抜いてください」

とおっしゃいます。

昔からのおなじみさんで、そんなことを言われる方ではないので、不思議に思い

「何かありましたか?」

と尋ねますと

「今月末に娘の結婚式があるのだけど、モーニングのウエストが合わないから、ダイエットを・・・」

とおっしゃります。

「おめでとうございますとお疲れ様ですですね」

と申しておき、献立から揚げたものはすべて外し、代わりの物を使わせていただきました。

ところがお客さん、日本酒を4~5合ほど飲まれるのです。

「いやあ、エンジンかかってきましたね!」

と冗談でお話しすると、真顔で

「ビールはやめています」

とおっしゃいますが、私的には

(カロリー的にはどうなんだろう?)

と少し疑問に思えました。

それでも今までに数キロは落とされたそうで、ただ、ウエストは小さくなってくれないんだそうです。

「着物を着られるとか、貸衣装にされるとかはいかがですか?でもダイエットのやる気をそいでしまうといけないですね」

と勧めてみると、その方は何もおっしゃいませんが、同席されていた奥様が

「そうすればいいんじゃないですか?無理なされずに」

と助け船を。

易きほうへ流れるのが人の性。

しかしそれを否定することはできません。私的には変なストレスを感じながら、あまり効果のない減量をするのもいかがなものかと思いますが、それは決して口には出せません。

ただ、私の予想では

①貸衣装にする

②ズボンのホックを閉めないで披露宴に出席する。

このいずれかに落ち着くような気がしますが、結果はすぐには分かりません!

2011年3月19日 (土)

おめでとう

長男が幼稚園を卒園しました。

こないだ産まれたところで、つい先日、幼稚園に入園したかと思うと、早くも卒園、そして入学です!

月日がたつのがものすごく速く感じられます。

ひとの子が育つのは速いといいますが、自分の子供でも十分早いです。

そして今年からは次男が入園します。今までは満3歳児保育に行っておりましたが、来年度からは正式入園です。

今まで2人を朝、幼稚園に送り届けていたのですが、4月からは1人になります。

さみしいようですが、少し楽にはなります。

何せ3人乗りするにも、2人とも体重が重くなって、限界が来ておりました。

事故なく数か月送り届けれたことが何よりでした。

Photo

2011年3月17日 (木)

エビの脳みそ?

今日、お客さんとのお話の中で、イセエビの頭のみそ汁をお出しした時

「この黄色いものは何?」

とのご質問を受けました。巷でいわゆる「ミソ」と言われているものを指していると思われます。

この蟹にも同様にあるミソですが、脳みそとは全く別物なのです。

私も以前は、ミソ=脳だと思っていました。

しかしある方から

「これはね、脳ではなくて、内臓なんですよ」

と教えられて、初めて脳ではないことを知ったわけです。

それにしてもどうしてそんなややこしい名前を付けたのでしょう?

もしかしたら、ミソと呼ばれているものに、勝手に脳みそをイメージして、同じものだと思い込んでしまった人が多いということなのでしょうか?

今日のお客様にも脳みそではないんですよとご説明させていただきました。

旬になると、かなりのミソが頭部に詰まっています。

仮にこんなにエビの頭に脳があったとしたら、海の中はおそらくエビの世の中になってしまうでしょう。支配されてしまいます。

魚の脳に比べるとそれくらい大きいものです。

よくよく調べてみると、このミソですが、中腸腺と呼ばれる内臓で、肝臓と膵臓を合わせたような仕事をしている内臓なんだそうです。

何の知識にもなりませんが、ちょっとした話のネタにいかがでしょうか?

2011年3月16日 (水)

補助金

松山市が人材育成に対する補助金を出しているという情報を商工会議所から得て、その手続きに必要な証明書を市役所に取りに行きました。

公的な機関が実施する人材育成に関する事業の半額を市が負担するというもので、

事前に納税の証明書や補助金の請求書、予算の見積もりなどを書いて、提出しないといけません。

非常に厄介なこの話。

一度は

(少々のお金だから、もうええやろ)

とも思いました。

しかし私が1時間ほど動くだけで、約5000円ほどもらえるわけですから、せっかくだからと思う自分と、

くだらんことだ「たった5000円だ」と思う自分がいました。

費用対効果としては非常に効果が薄い類の物です。

しかし商工会議所に人が勧めてくれた以上、やらないということは5000円を甘く見ている経営者と思われはしないかと。

そう思われるのが嫌で、ただ、それだけで動く決心をしました。

インターネットから数枚の書類の雛壇をダウンロードして、それに記入、捺印して市役所に行きます。

本人確認をして、書類を300円払い受け取りました。

大勢の一般の方がやってくる窓口とは違い、あまり必要な部署ではないのか、来ているのは私だけでした。

意外なほどあっさり証明書をもらい、その足で商工会議所へ。

この証明書と3枚ほどの申請書を取りそろえて、提出しないといけないのです。

内心

(こういうのって、大体不備があって、今日中にできないことが多いんだよな)

なんて思いながら、目指す場所へ行き、担当の方に渡しました。

すると

「あの、森脇さん・・・」

(来ました!やはり)

そのやはりでした。

「森脇さん、これを記入したのと同じペンをお持ちでしょうか?」

私「そんなこともあろうかと、持ってきております」

「2点ほど記入漏れがあります」

との事。ものすごくしょうもないミス。

1点は住所が途中までしか書かれていませんでした。

もうひとつは私の役職が書いていませんでした。

あいにくハンコを持ってきていなかったのですが、ハンコはすべてついているようで事なきを得ました。

結局

(案外、スムーズだったな)

と思っていると、担当者

「今度は終了後にこの書類を提出してください」

なんとまた3枚ほどの書類が必要なんだそうです。

5000円もらうために、なんぼほど書類が必要なんだと言いたい気持ちを押さえて、笑顔で

「分かりました」

と言い、その場を後にしました。簡単にお金は出さんぞということなのでしょうか!

全く、くたびれてしまいました・・・

2011年3月15日 (火)

発見!

今月のお料理に空豆の塩焼きが入っています。

普通に皮をむいて、焼くわけですが、ご存知の通り、空豆の表面はツルンとしていて、塩を振っても、まぶしても、全く「のり」ません。

「のる」というのは、専門的な用語かもしれませんが、「味がのる」使い方をします。味が入ると考えてもらって結構だと思います。ニュアンスとしては、液状の物が表面に乗っかっているのも、「のる」という言葉で表すので、若干の違いはあります。

そして考えたのが塩水に漬け込むという方法。

午前中に剥いて2%の塩水に漬けて、夕方焼くと、ちょうどいい塩梅に味がのっているのです。

一時、この方法でやっていたのですが、急なお客さんに対応できなくなり、これは何とかしなくてはと、考えました。

そこで思いついたのが、その塩水に入れて、豆を真空パックする方法。

以前、味をしみ込ませるには、真空パックが一番。

細胞が膨らんで、縮む瞬間に、塩分が吸い込まれるように入っていくという話でした。

これはやってみる価値ありと、疑う若い子に言いつけて、試してみることに。

するとどうでしょう!一瞬で火が通ったような感じになり、至極目的を達成できたかのような雰囲気です。

試しに焼いてみると、焼きあがりが全く違う感じです。以前よりも照りが出て、みずみずしく焼きあがります。

食べてみるとしっかり味はのっています。

これなら急なお客さんにも対応できますし、塩水もすくな量で漬けることができます。

出来上がりも申し分なく、一石3丁で満足な結果となりました。

ちょっとしたことですが、工夫が実り、気分良くなったというお話でした!

2011年3月14日 (月)

取材

雑誌の取材がありました。

2週間ほど前に突然電話があり、取材をしたいとの事。

この手の電話は大抵広告のセールスと相場は決まっています。

ですから私の方も警戒しまして

「広告なら結構ですが?」

と尋ねると

「費用は一切必要ありません」

との事。今どき珍しい話です。特に地方誌では!

皆さんご存じかどうかわかりませんが、タウン誌と呼ばれる地方情報誌に出ているお店は、ほぼ100%広告なのです。

ですから

「何やらに出ていて、行ってみたけど全然おいしくなかった」

なんてことが多いのは、そういう理由なのです。

地方の雑誌にあっては、広告で収入を稼がないと、出版自体が成り立たないという事情もあるようで、おかげで情報自体は全くのデタラメ。

さらには雑誌に出ていた店が、しばらくしたら閉めているなんてこともたくさんあります。

記事的に書かれているものもしかりです。

今回の場合、完全記事だということで、最近稀な類です。

さらにビジュアル重視で、たくさん写真を載せるそうです。

写真を撮るということは、お金がかかるということなので、さらに感服します。

当店の場合、店の様子なども含めて、恐らく4カットくらいはありそうです。

料理も数品撮影して、私もちゃっかりその場をお借りして、撮影しておきました。

さて、どんな仕上がりになるのでしょうか?

雑誌が発売されたら、また告知いたします。

Photo

2011年3月12日 (土)

大変です!

時間とともに被害の大きさが甚大であることが分かってくる、今回の地震。

まさかこんなことが起ころうとは、想像もせず、映像の中でだけのバーチャルなこととしか思えません。

しかし現実のこと。被災された方にお見舞いを申し上げることしかできません。

きよみずでも若干の影響があります。

まず東京以北の交通網が遮断されているので、寒いところで栽培されている山菜類の入荷がストップしそうです。

また、宅急便が荷物を受け取ってくれないので、限られた地域にしか商品を発送することができません。

お客さんにも影響があります。

東京から来られる方のキャンセルが出てきています。

逆に東京に行けなくなって、当店で食事をとられた方もいらっしゃいました。

とにかくひどい!しかし何の手伝いもできない。

これもまだ現実です!

2011年3月11日 (金)

ほめておだてて

従業員の話ではありません。

私たち夫婦の中では次男はちょっと異端なところがあって、頑固なうえに、物覚えが悪いと認識しています。

そんな話をしていると、伯母に

「子供はね、バカな子でも、おだてて育てないとだめなのよ」

と言います。

「何を見て凄いね、いい子だね、賢いね、楽しみにしているよ」

と褒めまくるんだそうです。

確かにそうなのかもしれません。分かってはいるのですが、あんまりくだらないことでほめられないし、できていないことはできていなし、

あまりに期待を込めるようなことを言っても、逆にそれが負担になってもいけないなと、考えたりもします。

ただ、あんまりバカにしたような雰囲気を出すのは、やはり良くないなと思い、そこのところは改めていこうかと思っています。

従業員を育てるのも、子供を育てるのも、非常に難しいものだ、いろいろ考えさせられるものです・・・

2011年3月 9日 (水)

花粉症

温かくなるにつれて、天気のいい日は、目をシバシバさせたり、鼻がむずむずしている人が増えてきました。

調理場でもかなりの割合で、花粉の被害にあっているようで、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどを訴えています。

「病院に行ったら?」

というのですが、病院に行かない人の口癖

「行っても治らないんですもん」

確かにそうかもしれませんが、その時の辛さくらいは解消してくれそうなものですが・・・

かく言う私ですが、今のところ全く花粉症はありません。

ただ、こればかりは「突然なる」と人が言うものですから、あんまり花粉症のことはバカにしないようにしています。

「大したことないでしょう!」

とか

「敏感すぎるんじゃないの?」

なんて悪態をつくと、すぐに自分に降りかかってきそうな気がして、心配です。

大抵のことは意地悪を言うのですが、花粉症だけは例外です。

ある人に

「ひどいですね、大変でしょう?」

とねぎらいを言ったところ

「あれ?(花粉症)無いんですか?今どき花粉症にならないのは原始人らしいですよ」

とやられてしまいました。

原始人でもいい。とにかく一生発症しませんように・・・

2011年3月 8日 (火)

幕の内弁当

量より質。

うちのお客様からよくいただくお言葉です。

しかし、1万円の料理を食べて、お腹いっぱいにならなかったというのも、これまたどうかなとも思います。

ただ、吐きそうになるほどお出しするのはもっての他かと・・・

で本日、量より質を重視した幕の内弁当を作ってくれとのご依頼を受けまして、作ってみたものをご紹介いたします。

Photo 少し画像は小さいかと思いますが、果たして気に入っていただけたものか?

ただ、派手さは感じられないなと不安なところもありますが・・・

2011年3月 7日 (月)

残念!

昨日は1人で2人の子守りをしました。

滅多にないことですが、妻が用事があると言うので、張り切ってやってみることに。

次男が動物園に行きたいと言っていたのですが、雨だし、最近行ったそうなので、なんとかなだめて、電車に乗ることにしました。

駅に着き

「さあ、どこに行こう?」

で始まった男3人旅は、行先さえなかなか決まらない、ぶらり旅。

特急は酔うから嫌だとか、鈍行は時間がかかるから嫌だとかいろんなことを言って、始まることさえままなりません。

結局、合議の結果、特急宇和海に乗って、大洲という40分ほどの町に行き、スパゲティーを食べるという行先に決まりました。

そのスパゲティー屋さんというのが今までに3回ほど行ったことのあるところで、駅から近くにあることが分かっていたので、

なんとなく思いついたのです。

きっぷを買い、幼児はお金がかからないことを駅員さんに確認して、キヨスクでカルピス2本とビールとポテトチップスを買いこんで、ホームで待ちます。

特急が来るまでに25分ほどあるのですが、駅で過ごす時間は意外なほど早く過ぎます。

あまり退屈しないのも不思議な感じです。

ホームに入ってきた、アンパンマンのペイントが施された列車に興奮気味で乗り込みます。

余談ですが、松山駅からの下りの特急は電化されておらず、いまだにディーゼル特急です。

ですから、あえて電車とは言わないでおきます。

トンネルの数を数えながら、あっという間の40分を列車の中で過ごし、目的地に到着。

そこは、しとしと雨が降りしきるさみしい駅。

安い傘でも買おうかと思っても、コンビニが無く買えない。

仕方なく急ぎ足で目的のレストランに向かいますが、3歳の次男の足が遅く、遅々として進みません。

ある程度濡れてしまい、お腹も減ってきてやっと着いたその場所に、以前のレストランは無くなっていました。

けっこう流行っていたと思うのですが「テナント募集」の看板がかかっていました。

ものすごくショックだったのですが、とにかく食べる場所を探さないといけません。

結局、近くのショッピングモールの中にあるオムライス屋さんで簡単に食事を済ませて、また電車でとんぼ返りです。

それでも家までの行き帰りを合わせると4時間以上の行程で、

プチ旅行は私的には楽しく思えましたが、目的の店がなくなっていたことがとっても残念でなりませんでした!

2011年3月 5日 (土)

どう説明すれば・・・

ある日本酒が冷蔵庫で開封された状態で保存されていました。

期間が短い時はそのままグラスでお出しすることもありますが、大抵開封されたお酒は私がチェックするようになっています。

その日本酒、数週間経過していて、すぐに劣化していることが分かりました。

そして、お客様には新しい物をお出ししたわけですが、そのお酒をめぐって、店の人間で物議がかわされていました。

飲み比べてみて、どうとか、香りの変化はどうとか、いろいろやっていますが、

けっこう変化しているにもかかわらず、分からない人が多いことに驚きました。

しかも今日開けたものとを比べて、分からないのだから口で説明するのは難しいのです。

悪い、嫌な味や香りを色で表わすと「黄色」のニュアンスがありますが、そんなことを口で言っても、飲んでわからない人が理解してくれるとも思えず、

結局のところ、それなりに呑み込んで来ないと分からないということなのかもしれません。

要するに慣れというっことなのでしょう。

これもまた勉強です!

2011年3月 4日 (金)

初めてかも?

ひょっとしたら、記憶にないだけで行ったことがあるかもしれませんが、デパートで開催されている華展を見に行きました。

というのも妻が初めて出展していて、最初

「日曜日に」

と言っていたら、実は入れ替えが土曜日にあり、妻の作品は日曜日を待たずして、撤去されてしまうのだそうです。

せっかくだけど、見に行けない(仕事中は億劫なもので)なと思っていると、

「今日行けるよね?」

と半ば強制的に連れて行かれました。

初めてであろうその華展は非常に盛況で、たくさんの人であふれていました。

妻の作品にたどり着くまでたくさんの作品を見ましたが、綺麗だなというのは分かっても、さすがに評価をするだけの知識は持ち合わせておりません。

いざ、妻の物をみてみると、胡蝶蘭の根っこの下に紫の花が活けてあり

(これはどういったものなの?)

と首をかしげてしまうような、変わったものでした。

その分からない物を見て、何やら話している人がいたり、良かったとお世辞ながらに言ってくれる身内もいるわけですから、私は全く理解ができていないようです。

とにかく見ることができて良かったとしか言いようがありません。

一応UPしてみましょうか・・・110304_142601

2011年3月 3日 (木)

ひな祭り

本日3月3日は上巳(じょうし)の節句。いわゆる桃の節句です。

私にとって、桜や梅はよく見ますが、桃となるとあまりなじみのない花です。

そんな日を選んで、きよみずで桃の節句のお食事会が催されました。

私がお声掛けをしたのではなく、あるお客様がうちの料理を食べながら、ちょっとした講座をということで、実現して、

今回で2回目になります。

そんなこんなで今日は貸し切りです。

料理の途中で説明に来てもらえないかということだったので、お付きだしが出たころを見計らって、挨拶に出る機会をうかがっておりました。

するとその主催者の方がいい話をされていました。

「人はしんどくなったり、つらくなったり、気持ちが落ち込んだ時には美味しいものを食べるべきです。

美味しいものを食べると、幸せな気分になり、くよくよしなくなります。

“食”という字は“人”に“良い”と書きます。食べれば人は幸せになれるのです。

それでは皆様いただきましょう」

とこんな挨拶でした。

私は裏で聞きながら

(いい話だ。うちにはもってこい。いただこう)

と心に誓いました。

軽く料理の説明をさせてもらい、調理場に戻り、またお料理の続きを作りました。

たくさんのお客様で、とても大変ではありましたが、人を幸せにできるんだと思い、料理することができました。

おかげでたくさんの方が美味しかったですと言われて、店を後にされました。

私もとっても幸せな気持ちにさせていただきました。

2011年3月 2日 (水)

お帰りなさい

両親が約1週間ぶりに帰国しました。

イタリアで暴飲暴食の限りを尽くし、長時間の空の旅をしてきたとは思えないくらい元気で

(何とかなるものだな)

という印象を受けました。

これでやっと私も店での生活から解放されて、今夜から自宅に帰ることができます。

大したことではありませんが、父の盆栽の世話をしたり、店の布巾やおしぼりを洗って乾かしたり、

自分の洗濯をしたり、普段しないことをすると、ほどほどストレスを感じるものです。

久しぶりの独身生活だから、ゆっくり羽を伸ばして、飲みにでも行ってなんて考えていたら、

突然体調が悪くなり、それどころではなくなるという悲しい事態に陥りました。

たぶん、明日からは元気になるはずです。

両親も海外旅行は当分行きたくないと思っているかもしれませんが、

私の方も、もう充分です。大変満足させていただきました・・・

2011年3月 1日 (火)

イイダコ?

月が変わり、魚屋さんにイイダコを注文していました。

もちろん、事前に市場で見かけると言うのを聞いたうえでの話です。

そして今朝出勤してみると、蛸が入荷していますが、明らかに大きいのです。

イイダコと言えば、頭が男の親指よりひと回り大きいくらいの物ですが、

今日入荷した物は5歳児の握りこぶしくらいはありました。

調理場のみんなで

(これはイイダコちごて、小ダコやで!)

と話しました。

注文をして、配達してくれた魚屋さんに電話してみると

「地元の物がそんなんしかなかって・・・」

と苦しく言い訳していました。

結局、この手のかなり大きなイイダコはたくさんあったのですが、普通の物は県外産だったので、買いづらかったというのです。

気持ちは分かりますが、マグロを頼んだら、カツオが来たようなもので、ちょっと違うような気がします。

魚屋さんには

「次回からはそっちを買ってください」

と釘を刺しておきました。気を使ってくれてはいるのでしょうが。

まあ、焚いたらかなり小さくはなってくれたので、何とか使えそうです。

味は結構おいしかったです。

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