補助金
松山市が人材育成に対する補助金を出しているという情報を商工会議所から得て、その手続きに必要な証明書を市役所に取りに行きました。
公的な機関が実施する人材育成に関する事業の半額を市が負担するというもので、
事前に納税の証明書や補助金の請求書、予算の見積もりなどを書いて、提出しないといけません。
非常に厄介なこの話。
一度は
(少々のお金だから、もうええやろ)
とも思いました。
しかし私が1時間ほど動くだけで、約5000円ほどもらえるわけですから、せっかくだからと思う自分と、
くだらんことだ「たった5000円だ」と思う自分がいました。
費用対効果としては非常に効果が薄い類の物です。
しかし商工会議所に人が勧めてくれた以上、やらないということは5000円を甘く見ている経営者と思われはしないかと。
そう思われるのが嫌で、ただ、それだけで動く決心をしました。
インターネットから数枚の書類の雛壇をダウンロードして、それに記入、捺印して市役所に行きます。
本人確認をして、書類を300円払い受け取りました。
大勢の一般の方がやってくる窓口とは違い、あまり必要な部署ではないのか、来ているのは私だけでした。
意外なほどあっさり証明書をもらい、その足で商工会議所へ。
この証明書と3枚ほどの申請書を取りそろえて、提出しないといけないのです。
内心
(こういうのって、大体不備があって、今日中にできないことが多いんだよな)
なんて思いながら、目指す場所へ行き、担当の方に渡しました。
すると
「あの、森脇さん・・・」
(来ました!やはり)
そのやはりでした。
「森脇さん、これを記入したのと同じペンをお持ちでしょうか?」
私「そんなこともあろうかと、持ってきております」
「2点ほど記入漏れがあります」
との事。ものすごくしょうもないミス。
1点は住所が途中までしか書かれていませんでした。
もうひとつは私の役職が書いていませんでした。
あいにくハンコを持ってきていなかったのですが、ハンコはすべてついているようで事なきを得ました。
結局
(案外、スムーズだったな)
と思っていると、担当者
「今度は終了後にこの書類を提出してください」
なんとまた3枚ほどの書類が必要なんだそうです。
5000円もらうために、なんぼほど書類が必要なんだと言いたい気持ちを押さえて、笑顔で
「分かりました」
と言い、その場を後にしました。簡単にお金は出さんぞということなのでしょうか!
全く、くたびれてしまいました・・・
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