それは違うぞ!
4月のお料理にそうめんを使いました。
年に何回かは素麺やにゅう麺を献立に入れます。
個人的には暑いときの冷たいそうめんが大好きで、1食限定であるなら、毎日でも食べたいです。
しかし意外に温かい素麺(にゅう麺)も人気が高く、私の感覚とは少々ギャップがあります。
お客さんもそうめんをお出しすると決まって
「うわあ、おいしい!久しぶりに美味しい素麺を食べた!」
と言ってくれて、さらに続くこの言葉が今日のテーマです。
「一体この素麺は何素麺?何処の物?」
と立て続けに質問が飛んできます。
私的には
(・・・・・)
なのです。
どういう意味か分かりますか?
おこがましい言い方かもしれませんが
「プロが湯がいて、プロが出汁を作っているからこそ美味しいので、
あなたたちがいつもと同じように作ったのでは、行きつく先は同じよ」
と言えるお客様には言っています。
言えない方には心の中で言っています。
そして
「揖保の糸です」
などと答えようものなら
「ああ、やっぱり。いい素麺だと思ったのよ。こんなに美味しいんだったら、私も買おう。で、揖保の糸っていったいどこの素麺?」
(揖保の糸がもったいない・・・)
とこんな感じです。とにかく素麺のメーカーを聞かれることがものすごく多いのです。
反面、素麺を美味しく作るコツ、出汁や湯がき方について質問される方は皆無です。
こっちの方が私には不思議です。なぜ私の作る素麺が美味しく、家庭で作る素麺が不味いのか?ちゃんと理由があるのです。
良かったら質問してくださいね。
ちょっと言い過ぎたかもしれません。耳が痛い方もいらっしゃるかもしれませんね!
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