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2011年4月27日 (水)

南極氷

私が大ファンである松山出身の写真家(探検家?)阿部さんがご来店くださいました。

松山に来られるたびにちょくちょく寄ってくださって、お話を聞くと、初めてのことばかりで、非常に感動します。

知的で、かつサバイバルで、惹かれることが多い方です。

本日は阿部さんが南極の氷を持ってきてくれました。

それに焼酎を入れて、ロックにします。

110427_194430  写真では見づらいですが、氷が空気の層のようになっていて、焼酎を注ぐと

「ピチ、ピチ」

と言って層から空気が溶け出してきます。

この氷は南極に降り積もった雪が固まったもので、昭和基地の近くの氷山の物だそうです。

南極観測隊の最後に隊員全員が、ダンボール1個ずつの氷をもらえるのだそうです。それがお土産なのだそうです。

そして溶け出たこの空気は2万年から3万年前の空気だそうです。

さらに普通、氷に空気が入っているととても柔らかいのですが、この氷は凍った温度が非常に低いので、硬く、なかなか溶けにくいのです。

数年前の空気の音。ただの焼酎ですが、なんてロマンティックなんでしょう!

その空気と氷と溶けた水とともに現代の焼酎をいただく。

不思議な感覚でした。

ただ、この氷は南極の非常にきれいな大気中を通って降った雪なので、精製水のようなもので、不純物が少ないそうです。

ですから味もそっけもないただの水なのだとか・・・

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