理由は分かりません・・・
このところはまっているお酒。
自分でも「なぜ?」と思いますが、シェリーなんです。
シェリーはワインの一種なのですが、普通に飲まれているものを「スティルワイン」と言うのに対して、シェリーなどは「フォーティファイドワイン」といい、酒精強化ワインとして、分類されます。
ブドウ液が発酵を終え、出来上がったワインにブランデーなどを添加してアルコール度を高め、熟成させます。
熟成にもいろいろな種類があり、その種類により、異なったタイプのお酒が出来上がるのです。
シェリーはスペイン南部、アンダルシア地方で作られていて、いろいろな種類があります。
そもそもそんなに初めて飲んだのもごくごく最近のことで、ふと興味があり、買ってみたのですが、最初飲んでみて
「ウゲ!」
と正直驚きました。
(どうしてこんなお酒を飲む人がいるのだろう?そもそもこのお酒は必要なのか?)
とさえ思いました。
ところがこの買ったボトルを毎日少しずつ(もったいない)と言う気持ちだけで飲み続けるうちに
「ほんまかいな?」
と言われるかもしれませんが
(おいしい!)
と思えるようになってしまったのです。
世の中飲食物で
まずい→おいしい
への変化と言うのは、なかなか難しいものです。しかも同じものです。
「どこそこのラーメンは不味くて、こっちはおいしい」
と言うのとはわけが違います。しかもほんの短期間で。
それ以来、また、自分で勝手、飲み屋でも注文してしまって・・・
さらにあるバーでは
「生ハムと凄く合います。魚のオイル漬けにも」
と出されて、食べるものとの相性が抜群なことにさらに感動を覚え、ちょっと虜のような状態になっております。
香りは独特の熟成香があり、あまり一般受けしそうなものではないんです。
とっても不思議な感覚です。
もっとも和食と合わせるには大変厳しような気がしますが・・・
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