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2011年6月24日 (金)

はちく

年に一度「はちく」を持ってきてくれるお客さんがいらっしゃいます。

梅雨の時期に伸びる筍の一種なのですが、春先に食べるのが、孟宗竹。そのあとに出るのが真竹。そして今が破竹です。

いわゆる普通の筍とは全く違い、かなり地上に出てきている長い状態で食べます。

普通の筍は、土から出てきてしまうと、二束三文ですが、そうではないのです。

ところが我々も扱いにそう慣れているわけではないので、毎年困ることがあります。

(何処から何処までが食べれるか分からない)

そんな素人のような疑問なのです。

生の状態で皮をむいてみると、すべて真緑。

まさに竹の状態です。

しかし糠で湯がきあく抜きをしたものは、黄色っぽく変色して、食べれるようになります。

しかし、やっぱり固い部分もありますし、節は固くて食べれないところもあります。

香りは非常によく、歯ごたえもあり、季節感はたっぷりあります。

湯がきあげたものを食べれるところかどうかを、食べながら確認して、下処理をしていきます。

今日は破竹を焚いて、それに寿司飯を詰めた破竹寿司。

鶏肉と焚いた煮物がおかずになりました。

とっても美味しくいただきました。

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