蝉捕り
久しぶりに蝉捕りをしました。
話によると数日前、妻と子供二人が近所の河川敷に蝉を捕りに行ったそうです。
しかし届くところに姿が見えず、さらには妻が虫が触れず、せっかくつかまえたものも子供が逃がしてしまい、辛い思いをしたと聞きました。
それは気の毒にと思い
「今日はお父さんが蝉を捕ってやる」
と言って威勢よく子供2人を連れて出て行きました。
一番近い河川敷につくと、鳴いている声は凄くするのに、姿は全く見えません。
生えている木はクスノキの大木がほとんどで、大きすぎて手の届く高さに蝉はいないようでした。
「ここでは無理だね」
とすぐに対岸に渡り、背の低いしだれ桜の植えられているところに行きました。
そこの方が鳴き声は少ないのですが、届く範囲に見えています。
すぐに数匹、網で捕まえて、子供につかませてかごに入れます。
感極まったのか長男が
「お父さん、すごい!蝉取りの名人だね!」
と大興奮。そんなに言われると恥ずかしいですが、悪い気はしません。
そのうち
「クマゼミのオスを捕れ」
とか
「アブラゼミのメスを捕れ」
とか注文が多くなってきます。
話を聞くと、違う蝉同士を飼って、雑種を作りたいんだとか言っています。
さらには虫かごでもみくちゃになっている蝉を見て
「お父さん、これ、交尾してるよ」
と無茶なことを・・・
「お父さんはそうじゃないと思うよ」
とだけ言っておきました。
大量の蝉を持って家に帰ると、妻に
「捨てなさい」
と言われて、家のベランダからすべて捨てさされました。
確かに明日の朝くらいには死んでしまうのですから、死んだものを捨てるよりは生きてるうちの方が、捨てやすいのも納得です。
しかし蝉って、いつどのようにして産卵しているのでしょう?
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