何がしたいのか?
店に長男と次男が遊びに来ました。
私が小さい頃と同じで、魚をさばいているのを見るのがとても好きなようです。
今日もたまたま父(彼らにとったら祖父)が鯛、鯵、鱧とたくさんの魚をさばいていました。
長男はさすが興味もあり、知識欲もあるものですから、母親よりも魚種に関しては詳しいくらいです。
妻が分からない魚でも、姿を見たら結構分かるようです。
早速カウンター越しに
「ねえ、じいちゃん、鱧さばいてよ」
とか言ってねだっています。
父もまんざらではなく
「すごいだろ」
とか言いながら、さばく姿を見せています。
こうして子供はだまされて、将来へのレールに乗せられて行くのでしょう!
その話はよしとして、中骨と身になった鱧を見て、次男は
「鱧の顔触ったことあるんで」
などと自慢していると、長男が父に
「骨をちょうだい」
と言っています。
きれいにおりた鱧の骨を片手に、妻に
「これ持って帰るね」
とか言っています。一体何に使うつもりなのかよく分かりませんが、持って帰ると言っています。
妻が
「そんなもの持って帰ってどうするの?ここでパリパリに揚げてもらいなさい」
と言うと渋々骨を手放しました。とは言え、揚げてもらってまで食べるつもりはないようで、長男は一体何がしたかったのか?
出汁でも取るのか?いやそんなはずもありません。
結局、周りの我々には推測できないままでした。
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