チーズとワイン
最近知り合いになった方から
「業務店向けのチーズとワインの勉強会をしているんですが、来られないですか?」
とお誘いを受けました。
ふたつ返事で参加を表明したものの、一体どのような人が来られるのか、正直不安でした。
(私が行っていいものか?)
と言うのもありました。
特に私は和食の人間ですし。
仕事が終わってから急いで自転車で会場である近所の有名なレストランにお邪魔しました。
中には12~3人の参加者がいらっしゃって、何とその中にはよく知っている旅館に努める和食の料理長とそのお弟子さんもいらっしゃるではないですか!
おそらくお互いではありますが
(どこにでも顔だすやっちゃ)
と思われているはずです。
後の方々も市内のホテルのシェフ達でした。
さて、本題ですが、今回のチーズのテーマはコンテの熟成による味わいの差と言うものでした。
茶色と白のブチの牛の乳から作られるチーズで、フランスのジュラという地域の有名なチーズですが、それを8カ月、16カ月24カ月と熟成させたものをワインと一緒に味見をしていきます。
味が変わることは容易に想像できましたが、塩分濃度が変わることは初めて知りました。
本当はなじんで熟成とともに塩味を感じなくなりそうですが、熟成とともに塩味が効いてくるということが分かりました。
ワインもこのチーズにはどのようなものが合うのかということも理解できましたが、さて当店の料理にはこの知識、生かしようがないですね!
若い子には勉強会に行く前に
「店があらぬ方向へ進み始めたらごめんなさい」
と言って出て来て笑われたのですが、和食への取り入れ方はさすがに分かりません。
ただ、講師の方によると、日本酒とこの手のチーズの相性はかなりいいそうです!
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