本日、今年最後の久膳友の会でした。
この会は毎月テーマを決めて、それに合わせた料理を作り、
料理の作り方や産地、特徴などいろいろなお話し、説明をしながら食事をしてもらう会です。
一応「勉強会」とうたっておりますが、ほとんど食事会です。
さて、今月のテーマは「体が温まる料理」と言うことで、いろいろと考えてみました。
チラッと調べてみたところ、単に温かいものを食べたら、体が温まるというものではなく、
冷たい料理でも食材によって温かくなったり、逆に温かくしても体を冷やすような食材があるということが分かりました。
さらに、食材ごとに細かく分けてみると、温かいところでとれる食材は身体を冷やし、寒いところでとれるものは逆であるということが分かりました。
また、夏にとれるものは身体を冷やし、冬にとれるものは逆。
天に向かうものは冷、地に向かうものは温。なのだそうです。
そんな説明をしながらお料理を食べてもらい、今月一番おもしろかったのは「蕪モチ」だったという評判でした。
すりおろした蕪を少し搾って水気を取り、片栗粉を混ぜて生地とし、その中に鴨のミンチを入れて油で揚げます。
そうすると不思議や不思議。
皮がお餅みたいになるのです。
それに餡をかけて食べてもらいました。評判は良かったように思います。
さて、来月のテーマは
「根菜食べつくし」
です。今月とかぶるような食材もたくさんあるので、立案が大変なようで・・・
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