渡り蟹
瀬戸内が誇る何より美味しい蟹が「渡り蟹」だと勝手に思っております。
この頃、メスに子が入り始め、おいしくなってきたと思っていた矢先、天候不順でいまいち獲れなくなっています。
渡り蟹ですが、活かして水槽に入れています。蟹は爪を縛っていないと大変なことになるので、大抵の場合は輪ゴムで厳重に縛られています。
ところがたまに外れていたり、縛りがあまかったりするものがいます。
先日、その被害に父が遭いました。
不用意に持った渡り蟹の縛りがあまく、若干爪が動く状態だったのでしょう。
手を傷つけられて、大騒ぎをしておりました。
出入りの魚屋さんも以前にひどい目に遭ったらしく、やたらと蟹を怖がります。
父が切られたのを見ると、動きも素早いし、傷つけられるとひどいし。
(これは怖い)
と言う感じでした。
そんななか、今日入荷したカニが偶然、片方の爪が外れた状態になっていたから、さあ大変。
つかまえようとすると爪をあげて威嚇、はさもうとします。
危うく若い子が危ない目に遭うところでしたが、間一髪で回避。
上手くつかまえて、私が輪ゴムでくくろうと格闘していると、いつどうなったか分かりませんでしたが、右手の親指、甲側にいつの間にか切り傷が出来ていました。
どうもきよみず自体、今のところ蟹づいていないようです。
もっとひどいことにならないように、みんなに注意したいところです。
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