偽物風
本日、接待のお客様があり、事前にワインについてお客様と打ち合わせる機会がありました。
もてなす側の方が、30分ほど早めに来られて、部屋にはいられました。
部屋で仲居さんが対応していると、お客様から、
「ワインのことでお話しした事があるので、ソムリエを呼んでくれ」
と言われたそうです。
(仕事、仕事)
と勇んで普通の仕事着(白衣)でお部屋に入ります。
「失礼します」
と障子戸を開けた時のお客さんの顔の凄かったこと!
(・・・・)
言葉にすると
「ポカ~ン」
という感じでした。
そして
「あれ、ソムリエさんて?ああ、そうか、そうでした。HPに書いてありました」
別の方が
「そうそう、森脇さんですよね?あなたが店主で、料理人で、ソムリエなんですよね。分かりました、分かりました」
となりました。
どうも接待されるお客様の方から
「きよみずにはソムリエがいるから、行きませんか?」
とお声がかかり、来てみたものの、ソムリエを呼んだら、普通の板前だったというような感じでした。
偽物というわけではないのですが、やはり料理する方が本職なんで、こういうことになってしまうようです。
面白い出来事でした。
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