それは喰えん!
先日、親戚から伊予柑をもらいました。
キャリーいっぱいに入った伊予柑を見て
(これは食べきれんな)
と内心思ったものです。
その傍らで、父が一日一個のノルマを自分に課すかのようにせっせと伊予柑を食べています。
そう、私もたまには食べてみようと思い立ち、中の1つを手にして剥いてみることに。
しかしなんか見た目、伊予柑とは違うようにも見えます。
伊予柑よりも丸みがあり、何となく皮に張りもあるのです。
そして剥くと皮が固いし、何とも剥きにくい。
(おかしいな、おかしいな)
と思いつつも力任せに皮を剥き、房をバラして口に含むと、いやはや
(絶妙に酸っぱい!)
しかし、食べられないほどの酸っぱさではない。
言い表すなら、酢橘(すだち)ではないけれど、柚くらいの酸味なのです。
それにしてもこんな酸っぱい伊予柑は食べれんだろうと思い、もしやと思い父に
「あのキャリーの中のはカボスも入っているの?」
と聞くと
「ああ、橙(だいだい)よ」
それは酸っぱいはずです。伊予柑と橙の違いも分からないとは、自分で自分が情けないと落ち込んでいると、どこからともなく悪い(良い?)うわさが・・・
もらった初日に、父も
「橙みたいな伊予柑やな」
と言って食べていたとか・・・・
そんなものかと安心いたしました。
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