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2012年3月25日 (日)

きよみずの粋なお客様

当店では破損した器を「金つぎ」という手法で修理してもらっています。

割れた部分を漆でつなぎ、金でカバーをするというものですが、昔から行われている伝統的な手法です。

かつて安土桃山時代の武家茶人には茶碗を叩き割り、それを金つぎで直して、景色を作ったという逸話があるほどです。

しかしこれも賛否両論あるもので、高い料理を食べるのに、直した器で食べさすのもどうか

と言う人もいれば、直しているのだから何の問題もない。

という方もいらっしゃいます。

ただ、当店の物は割に合うもの、つまり高価な器ほど修理しています。

安いものは割れたら捨てますから。

そこで今日のお話し。

あるお客様のところに継いだ器が行ってしまいました。

「うわあ」

というから、

(怒られるのか!)

と身構えると

「私の器は他の人のよりお金がかかってる!」

と言ってくれたそうです。

なんと心やさしい言い回し。とっても気遣いの出来る方だと感じました。

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