予想通り
土曜日にブラジルに赴任している高校の時の同級生が一時帰国しておりました。
柔道部の同級できよみずに集まり、彼は久しぶりに和食を堪能しておりました。
他に同期2人と私はカウンターの中で計人で一緒に飲みました。
私は仕事中なので最初はほどほどで日本酒にお付き合いしている程度でしたが、だんだんエスカレートしてしまい、お客様が減って来るにつれて、
何やらよくわからなくなってまいりました。
それもこれも彼がブラジルから持って帰って来た、サトウキビで作った蒸留酒「カシャッサ」のせいです。
まずグラスに大量のライムを切り込み、それに砂糖をまぶします。
当たり棒のような大きな棒でグラスの中でライムと砂糖をつぶしながら混ぜ、その中にたっぷりの氷と、カシャッサをなみなみと注ぎます。
カシャッサはアルコール度数39%もあるのですが、ライムと砂糖のおかげで全く飲みやすい別の飲み物に変身して、いくらでも行けるような美味しい「カイピーリャ」というカクテルに変わります。
これを飲み始めてから私はおかしくなっていきました。
ブラジルの彼から
「やばいから、ほどほどにしておけよ」
と言われながらも、美味しくて、他のご来店の店のお客さんにもサービスしつつ、みんなでなんとなくブラジル気分になってしまいました。
よせばいいのに二次会と称して、なじみのバーに行き、さらに4人でワインを飲み、家に帰った記憶さえ乏しく、
気が付けば翌日のゴルフに行くための迎えが来る20分前でした。
ゴルフ場への道中、ものすごく気分が悪かったことは言うまでもありません。
連れて行ってもらった人には
「臭すぎる」
と大ひんしゅくでした。しかしこの上なく楽しいひと時でした。また、1年後に集まれるかもということでした。
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