ドキドキです
昨日のこと。
近所のビジネスホテルさんから
「外国の方が1人でそちらに行きたいそうなのです。ただ、全く日本語が話せないのですが対応していただけるでしょうか?」
という電話。
スタッフが電話を保留にして私の所に駆けてきます。
語学が達者なわけではないのに、外人と言うだけで私が窓口。
飯食って帰ってもらうだけなのに、言葉ができないから「来ないでくれ」なんて理不尽なことは言えませんから
「片言でよければということと、嫌いなものだけを聞いておいて貰って」
と言ってお引き受けすることに。
幸い嫌いなものはないらしく、年配の彼は1人で予約の時間に来られました。
さてさて、ここからが大変です。とっても緊張します。
「お飲み物はいかがですか?」
これくらいは聞けます。
冷たい酒をくれと言います。
ボトルを持って出て、「これがお勧めだ」と言うと「それでいい」という。
グラスに注ごうとすると
「もう少し小さいボトルのが無いか?」
と聞かれる。
(グラス売りってなんて言うんだたっけ?)
と記憶をたどり
「OK.This sake is by the glass.」
と言うと納得してくれたが、果たしてあっているのか・・・
そんな感じでコース料理を出していきますが、とにかくすべてきれいに食べてくれます。
刺身もキノコも問題ないようです。
手が空いたので少し話していると、何でも明日(実際は今日のこと)もうちに、男性と女性と3人で来るのだという。
(ええ、何これって予約って言うこと?)
と思ったが、肝心なことを聞き取れない。しかもその松山にいるのか、松山に来るのか分からない知人との出会いを永遠とお話してくれます。
エジンバラ出身らしいのですが
(息子に買ってもらったイギリス本が役に立ち、エジンバラがスコットランドの町であるということがすぐにわかったことは、非常にうれしかった。)
そこの飛行機とゴルフがどうのこうのと言っています。セントアンドリュースの単語も出てきます。
で、結局予約をするという話にならないので
(聞き違いかも知れないから、来られたら来られた時)
と思っておりましたら、やはり今日は松山の方と一緒に来るようになっていて、予約帳を見てみると
「1人外人」
とちゃんと書いておりました。
さらに本日の帰りに、明日の夜の予約もして帰られました。どうやら気に入ってもらえたようで。
おかげで明日も「片言英会話」を使わねばなりませぬ。
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