引退勧告
事件で言うと
「刃渡り30センチの包丁」
ということになります。
左の包丁が父の物で、何年使っているのか分かりませんが、おそらく右の物と同じくらいの長さだったと思われる包丁です。
かなり研ぎこまれて、刃幅が小さくなってしまいました。
切れ味はそんなに悪くはありませんが、柄の水牛の角の部分が少し割れ始めています。
柄の修理はできますが、修理してまで使うものではないだろうと思われるので、そろそろ引退してもらおうかなと考えています。
この包丁はもっぱらふぐの皮のとげを除けるのに使っています。
ここ10年ほどは私が研いでおりました。
とはいえ代わりの包丁が必要なのですが、この仕事に使う包丁には新品の包丁では都合が悪いのです。
使い勝手の問題もあり後継者が決まるまでは、もう少し使われることになるのかもしれません。
なんか、研ぐたびに悲鳴をあげているようにも感じるのですが・・・
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