調理器具
珍しく、厨房器具の講習会に行ってきました。
メーカーの方に、毎年誘われますが、拒み続けておりました。
ところが、一言
「あなたくらい前を向いて歩いている方が、今進化している厨房器具から目をそむけるのはいけないんじゃないですか?良いも悪いも見ずに判断してはいけないでしょう」
とぴしゃりと言われて、思っているのか、殺し文句か分かりませんが
(ああ、行ってやるよ。行けばいいんでしょ。この目でちゃんと見てみますよ)
という気になったことは事実です。
昼の営業をさぼって抜け出し、会場に向かいます。
人なんて来てないだろうと言う想像とは裏腹に、会場は満員。
来ているゲストは我々のような専門職ばかりではありません。
給食の調理師や栄養士、外食産業の社員さんなどもいます。
ですから、全部が全部、我々が利用できる料理ではありませんが、ものの考え方など、一定に仕上げる方法、味を安定させる調理法など
「よく考えるものだな」
ということばかりでした。講師はさすがその道のプロですから、いろんなものを作ります。しかも簡単に。
いかに人件費を減らし、スピードを上げつつ、クオリティーも上げて、という究極の方向に向かおうと進化している様がみえました。
ただ、多くの限界も見えます。
少し、刺激を受けた催し物でした。
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