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2013年8月30日 (金)

8月ワイン会

8月のワイン会を開催いたしました。

きよみずでは月に一度
「和食とワインを楽しむ会」
と称して、ワイン会を開いております。
そこでその時だけ、バッチをつけます。エプロンも。

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今月は夏休み期間中ということもあり
「気分はバカンス。南仏のワインを楽しむ」
というテーマで、ワインを取りそろえました。珍しく、白ワイン抜きで、ロゼ→赤→赤というラインナップ。
これには驚かれたお客様も沢山いらっしゃいました。
こういうイレギュラーな営業だけに、いろいろな試みをしてみたいと思っております。

2013年8月29日 (木)

飲み比べ

お客さんのお持ち込みで、素晴らしいワインの飲み比べのお相伴にあずかりました。

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自分のお金では飲むことができるような代物ではないので、非常に有難いことです。
「どちらがおいしい?好み?」
と質問されましたが、どちらがと言えるようなものではない、いずれも物凄く美味しいワインでした。

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2013年8月26日 (月)

昨年経験したこと。

出始めの栗を料理に使ったところ、あんまり栗の味が無く、甘み、うまみともに乏しいものでした。
「あのシーズンの美味しさは何なのだろう?」
と考え、ただ単に「早生」だからというのとは少し違うような気がしました。
そして気がついたのが、熟成でした。
栗がシーズンにかけて、だんだん美味しくなるのは、収穫してから時間がたつからなのではという仮説をもとに店で囲ってみること。
すると、すごく甘みを増して、非常に美味しくなりました。
ということで、今年は出始めの栗を囲ってみることにしました。
果たして、出始めの栗も熟成で美味しくなのでしょうか?

2013年8月24日 (土)

茄子のトゲ

新鮮な茄子のヘタにはトゲがあります。

というか、新鮮でなくてもトゲがあるのですが、新鮮な方が固くて、これが実に刺さりやすい!
年に数回はこの時期に茄子のヘタのトゲにやられて、痛い思いをします。
大抵の物は気づいて、毛抜きで抜くのですが、入り込んで折れ、抜けないものも少なくありません。
そうなってくると、皮を切って引き抜くしかないのですが、これがなかなか痛い。
先日も賀茂なすのトゲにやられて、思いをしましたが、なかなか抜けず、苦労しました。
労災みたいなものですかね。

2013年8月23日 (金)

めじまぐろ

クロマグロの資源枯渇が騒がれ始めましたが、正直関東文化圏に無い私にとっては、全くの

「関係ないこと」
と思っておりました。
個人的にはトロがたまらなく好きなわけでもなく、1月に一度はマグロを食べたくなるわけでもない。
店でもマグロをお客様に出すわけでもないので、
「無くなれば無くなったでいいわ」
くらいに思っておりました。
しかしそうとは言ってられない記事を見つけてしまいました。
水産庁が
「メジマグロを食べないように勧告している」
というのです。
メジマグロとはクロマグロの幼魚。
おもに日本近海で取れます。
この幼魚は赤身の部分も成魚に比べて赤々しておらず、とは言え腹の部分は脂がたっぷりで、非常に美味しい魚です。
関西圏でも文化的にこの幼魚は口にしているのです。
我々の世界では「ヨコワ」と呼ばれ、冬場のお造りの添えには多く使います。
しかし、これを使うなとなると、冬場の献立には窮することになります。
この勧告を受けて、漁師がとらなくなるか?それとも我々料理屋が買わないように心掛けるか。
幼魚をとらないように気をつけるべきか、逆に成魚の漁獲を減らすべきなのか、難しい問題が残りますが、
この問題、全く無関係ではなかったようです。

2013年8月21日 (水)

見学に行きました

私は子供のころより柔道の道場に通っておりました過去があり、そういう親の影響を受けて、というか何となく仕向けているところはあるのですが、

ついに長男が
「柔道をしてみたい」
という話になりました。
どうも17人しかいない小学校の一学年のうちの2人が柔道をしているらしく、何となく興味も持ったのでしょう。
暇な日を見つけて、次男も含めて3人で、私が通っていた道場に見学に行ってみることにしました。

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そこには子供たちが沢山いて、夕方から夜にかけて稽古に汗を流していました。
途中
「準備運動してみるか?」
という誘いに、素直に応じて、道場の端の方で普通の恰好で混ぜてもらいました。
したことのない腕立て伏せや、背筋など顔を真っ赤にしてやっておりました。
さて、通うかどうかはこれからの話。
まず道筋は作ってやりましたので、これからやりたいのであれば、我々も協力して、特に無理強いはするつもりはありません。
ただ、やはり強い子にはなってもらいたいと思います。

2013年8月20日 (火)

ボルドーと第二次世界大戦

お客様がワインをお持ち込みになられました。

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ヴィンテージなんと1940年。
ざっと70年ほど前。とんでもないものがあるものです。
写真のようにコルクはボロボロ。
何とか抜きはしたものの、間一髪でした。
ワイン自体は保存が比較的良かったようで、もちろん飲み頃は過ぎているものの、なんとか普通に飲める状態でした。
熟成が進んでいくと、結果こうなるのだと勉強になりました。
1940年、奇しくもヨーロッパではナチスドイツが前年にポーランド侵攻。’40年にはフランスにも戦火が及んでいたはず。
ひょっとしたら’41年ヴィンテージは存在しなかった可能性もあるな、などと歴史を振り返ってみると、
ロマンがあり、楽しいひと時となりました。
ワインの楽しみの一つには、こうした物も含まれていると思います。同じワインを当時の人はどのような気持ちで飲まれていたのでしょう。

2013年8月19日 (月)

ご迷惑をおかけいたしました

長らくお盆休みを頂戴いたしました。

期間中、多くの方にご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。
スタッフ一同、休み中、十分に英気を充填して、明けて万全に働けるようになっているはずです(?)
皆様のご来店を心よりお待ちいたしております。
なお、本日より、例年通り「夏ふぐ」のお料理を始めさせていただきます。
長浜より、天然ものが入荷しております。小ぶりですが身質が良いのがこの時期のふぐの特徴。
合わせてよろしくお願いいたします。

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2013年8月12日 (月)

お疲れ様です

帰省や夏休みでバタバタされているかと思いますが、お疲れではないでしょうか?
きよみずは明日、13日までは平常通り営業致しまして、14日〜18日まで、お休みさせて頂きます。
19日より平常通り営業と夏ふぐもご用意させていだく予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
私はと申しますと、例年通り、心の修行に出かけるため、明日はお休み頂きますので、
ブログも本日までです。
こちらの方も重ねてお願い申しあげます。

2013年8月 8日 (木)

祝開店


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店の前にクレープ屋さんができました。新し物好きの我々夫婦は、開店前のプレオープンからお邪魔して、クレープをいただいておりました。

そして本日が正式なオープンだったので、注文をしに行きましたが、オープンが17:00。

当然私は仕事中。

この若げなお店に私は白衣でお金を握りしめて並びましたが、すごく違和感があり、恥ずかしい思いでした。

持って帰り、包丁で切り分け、調理場でいただきました。

思ったより美味しく、ある意味驚きました。

私は以前はクレープとはスウィーツと思いこんでおりましたが、外国では食事だと言うことを知ったので、

本日いただいたものは、レタスとウインナーとケチャップを巻き込んだもの。

また、食べたいのですが、営業に慣れてきたら、どっかに移動しちゃうそうです。

確かに車なんで・・・

2013年8月 7日 (水)

イチジク

我が家のイチジクを収穫しました。

ベランダに父が植えたイチジクが2本あります。
生育の条件としては厳しいのですが、それでもがんばって根を張って生きております。
誰が呼んだか、きよみずの住居部分は
「イチジクの家」
だとか。

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このほど夏の暑さを受けて、完熟。第一弾を収穫することができました。

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小ぶりではありますが、熟して濃縮感のある味でした。
あと30個ほどは収穫できそうです。

愛媛の蔵元を囲む会

今回で今年4回目の「愛媛の蔵元を囲む会」を開催いたしました。

今回は砥部町の協和酒造 初雪盃さんです。
小さいお蔵さんですが、いろいろなことを試されて、精力的に酒造りに取り組んでおられます。
当店のお客さんの中でも人気のあるお酒だけに楽しみにしておりました。
渾身の純米大吟醸から始まり、純米酒の燗酒、ロックで楽しむ生酒など、蔵元のいろいろな趣向を凝らした面白い会となりました。

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お酒も入り熱気を帯びてきております。

写真の上の方がガスって見えるのは何なんでしょうか。

皆様満足そうで何よりでした。

さて、蔵元を囲む会も来月で最後です。

9月7日土曜日 酒六酒造の京ひな さんにとりを務めていただきます。

これも楽しみな蔵のひとつです。


2013年8月 6日 (火)

海水浴

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近くの海に子供と3人で泳ぎに行きました。

長男が

「僕はプールには行ったことあるけど、海には行ったことが無い」

と訴えてきます。

実は記憶にないころには行ったことがあるのですが、そこまで言うならと、連れて行くことにしました。

若干曇っていて、風があったこともあり、少しひとは少なめ。

都会の人にしてみたら、プライベートビーチみたいなもので、うらやましい限りでしょう。

2人の子供はうれしそうにライフジャケットと浮き輪をつけて、海を漂っていました。

楽しそうにする子供たちをしり目に、年老いた父は海の水温の低さに閉口。

寒くて仕方が無くなり、子供たちを放っておいて、日向ぼっこをしておりました。

だんだん子供たちが飽きてきたのを見計らって

「帰ろうか」

となだめて、帰り支度。砂が一杯ついたまま着替えをするのがありえなかったようで

「海、最悪」

と口をそろえておりました。

だから言わんこっちゃない。プールのほうが楽だって言ったのに。

しかも父は海から帰って、猛烈な寒さを伴い発熱。

いったいなんだったのだろう・・・

2013年8月 4日 (日)

月次釜

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たまたま早く起きることができたので、月次釜に行って参りました。
来月、私がお稽古をしてもらっている先生が釜をかけることになっており、そのお手伝いを仰せつかっておりますので、下見みたいなものです。
とは言え、最初はいろいろなものを見ておこうと思い、入席するのですが、お菓子を食べたり、お茶を飲んだりしているうちに、すっかり下見を忘れてしまうのはいつものこと。
今回もしっかり見ていたのは最初だけで、隣の方とお話をしていたら、お点前は終わっていました。
2美味しいお菓子でした。

2013年8月 3日 (土)

ほおずき

料理でほおずきを使っています。

1食べるわけではないのですが、このひとつのひとつ実を切って、器にして、中に和えものを入れて、前菜に彩りを添えています。
使い終わったほおずきを何とかできないかと思い、考えついたのが、これ。
2これは使えなかった小さい物を繊維だけにしましたが、ほかの物は器に使ったので、中の実はありません。
どのように使うかはまだ決まっていませんが、お料理が見栄えがするように手伝ってもらおうかと思っています。

2013年8月 1日 (木)

アボガド

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これとこれで、料理を作ってみます。
アボガドとレモン。
実は本で見て、それがいったいどんな味なのか想像できず、食べれる物なら食べてみたいと思ったのが、そもそものきっかけです。
このアボガドを昆布出汁でレモン、砂糖などを加えて、焚きます。
2従業員も不安そうに
「何してるんですか?」
と寄ってきます。
確かにこれが美味しい確証はありません。
ただ、本に掲載されていたので。
しかも、これがお吸い物に入っていました。
結果ですが、ありえません。
私がこの吸い物が食べに行った料理屋さんで出てきたら、暴れます。
また、不味いものを作ってしまった・・・

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