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2014年1月30日 (木)

厄落とし

今年が本厄の40歳になるわたくしですが、先日お寺に厄除け祈願に行ってまいりました。

家族4人と和尚さんとで、厳かに始まったご祈祷ですが、終盤であろうと思われるときに、横にいた次男が、私を挟んで長男に

「にいちゃん、蜂がおる!」

と言っています。私は

「静かにしなさい」

とたしなめつつも、次男が指差す方に目を向けてみると、驚愕です。

梁の部分の額縁に大きな大きなスズメバチが1匹とまっているではないですか!

(ああ、何事もなければいいのに)

とご祈祷そっちのけで、そちらが気になり始めると、あろうことがその蜂が、お香で燻されたからか、寒いからか

「ぽとり」

と畳に落ちて、歩き始めました。

元気はない様子で、あゆみは非常に遅いのですが、どうやらこちらに向かってきている様子。

ご祈祷中にこんなのに刺されたらえらいことです。

それからは全員がそわそわし始めて、ご祈祷どころではありません。

ようやく読経が終わったころには蜂は目の前です。

和尚さんに

「蜂がいるんだけど!」

と伝えると

「動いてはいけません」

と言われ、仕方なくその場にとどまっておりました。

そして、どのように退治するのかと思うと、木魚をたたく、ばちを持ってくるではないですか!

(和尚さん、そんなピンポイントの攻撃能力しかない武器を持って来ていいものですか)

私的には新聞紙とか雑誌とか、「面」で攻撃できるアイテムを持ち出してくるかと思っていたので、驚きました。

怖いのは和尚が仕留めそこなった蜂が我々を攻撃してくることです。

仏にも祈るような気持ちで、その瞬間を固唾をのんで見守ります。

和尚が

「えい」

と放った渾身の一撃が、大きなスズメバチを襲います。

それが、意外なことにヒット。さらに波状攻撃の2発目もヒット。

あっけなく勝負がつきました。

「これで大丈夫」

蜂が死んで大丈夫なのか、厄が落ちて大丈夫なのかは不明ですが、今のところ何もないようです。

今年一年逃げ切りたいと思っております。

2014年1月28日 (火)

ソムリエ協会例会

本日ソムリエ協会の四国支部の例会に行ってまいりました。

今回のテーマは

「世界トップレベルのテイスティング」

というテーマで、世界ソムリエコンクールの日本代表でもある講師がこられて説明してくれました。

非常に勉強になり、ためになりました。

が、あまりに次元が違いすぎて、若干

「ホンマかいな!」

みたいなことまで、出てくる始末。

私ごときソムリエでは勉強が足りません。

勉強になるとともに、打ちひしがれた一日でもありました。

Photo

もちろん偶然です

カウンターに2人の斎藤さん。

もちろん縁もゆかりもないはずのお二人ですが、たまたまこうして当店のカウンターに並んでしまうと

(縁はあったのかな?)

と思います。

ただ、横に並んでいながら、お互い隣の人が斎藤さんだとはご存じありません。

たまたまの偶然が起こった料理屋での一コマでした。

2014年1月25日 (土)

二十歳の献血

本日献血に行きました。

とはいえ、二十歳ではなくダブル二十歳の献血です。

母がライオンズクラブで献血のお手伝いをする委員会に入っているらしく、きよみずの従業員を積極的に勧誘しております。

しかしながら、そうそう上手くいかないもので、1人の女性従業員は、貧血の気があり採血不可。

もう1人はセンターのほうの事務の不備で採血不可。

男性の1人も手荒れの部分から若干の出血があるという理由で、採血不可。

ということで6人が訪れて、私も含めて3人しか献血できませんでした。

ちょっとしたボランティアで気分がよいのと、私は人より血管が太いらしく、看護婦さんが驚くぐらい血液が早く出ていきます。

何にもならない自慢でした。

2014年1月23日 (木)

株価?

長男が何を思ったか

「かぶか(株価)」

という言葉に興味を持ったようで、妻に

「かぶかってなに?」

と聞いたようで、答えるのが面倒だった妻は

「それはね、蕪の値段のことよ」

といい加減なことを教えてしまったそうです。

それをまともに信じた彼は納得してしまったそうです。

しかし(やはりそれでは)と思い直した妻は、ちゃんとしたことを教えてあげたいと思ったようで、その役目をわたくしが仰せつかって、易しく説明した次第です。

それにしても、なんでそんないい加減な話をするものかな!一度で教えたほうが面倒ではないとおもうのですが・・・

長男は

「全然ちがうじゃん」

とあきれていました。

2014年1月22日 (水)

すっぽん

先日、すっぽん鍋のお持ち帰りの予約がありました。

すっぽん自体、専門的にやっている店ではないので、めったに注文はありませんが、不得意なわけではなく、無難にこなせる店だとは自負しております。

が、先日は

「すっぽん鍋を6枚(6匹)分お願いします」

とご注文を受けて、少し面喰ってしまいました。

たいていの場合、2,3枚捌けば事足りるような仕事しかしていないのに、その倍ですから、朝から調理場総がかりで取り組み、

1人一匹程度処理して、スープをとって、骨を除いて・・・

さてこのお鍋、とある教育機関の生徒たちが食べるということが後日わかることとなりました。

「プロの味を確かめたい」

ということで選ばれたとか。ありがたい話ですが、感想が気になるところでもあります。

2014年1月21日 (火)

フリーズドライ

サンプルを頂きました。

Photo

開けてびっくりこんな形しています。

そこに水を注いで混ぜるだけ。

2

絵的に悪いですが、卯の花です。

しかも味も悪くない。

こんなことができるんだなと、調理場で皆と驚いた次第です。

まあ、カップラーメンが作れるんですから、これくらいできるんでしょうね。

ただ、我々古い仕事をしている者にとっては、すごい話です。

新年会

26

きよみずの社員一同で新年会をいたしました。

今年はきよみず卒業生のお店、八神です。

お料理もお酒も非常に美味しく、大変満足いたしました。

私の両親は、八神さんに対して

「腕をあげたな」

と絶賛しておりました。

2014年1月19日 (日)

そんなこと!

スマートホンのアドレス帳が無くなりました。

昨日、スマホのカメラの調子がおかしいなと思っていたら、その数時間後、アドレス帳が空っぽになってしまいました。

今まで登録された名前で表記されていた電話の履歴やメールの受信ボックスなども、すべて、ただの電話番号とアドレスのみに表示が変わりました。

何もしていないにもかかわらず、こんなことがあるものかと驚いていますが、さて、今後の最善策は何なのだろうと思案しております。

2014年1月16日 (木)

新調

包丁を新調いたしました。

安物ですが、ちょっと変わっています。

何がかというと、京料理のお店をうたいながら、関東型の包丁を買ったことです。

Photo

お刺身を切る柳刃包丁なのですが、この先の四角いものを特に

「蛸引き」

と呼びます。蛸を切るためのものかどうかは別として、当店で何に使うために購入したかというと、ふぐの皮の処理をするために買いました。

この刃幅の細さと先の丸さがちょうど都合がよいのではと思っております。

しかし、思惑通りに行くかどうかは別の話。

期待だけはかなり高いのですが。

2014年1月14日 (火)

束の間の

ぽっかりと空いた暇な一日でした。

ありがたいことに日々忙しくさせていただいておりますが、妙なことに本日は非常に落ち着いた日でした。

従業員を1人休ませ

(さて、何をしようか?)

と昨日まで考えていたものの、いざ当日になってみると、意外と仕事があるもんなんですね。

倉庫の整理でもできたらなと思っておりましたが、若干の事務的なお仕事をしただけで、私の「余裕」的な時間は無くなってしまいました。

忙しいと体がえらくて、暇だともっと大変で、ままならないものです。

2014年1月13日 (月)

靴下

靴下が少なくなってきたので、妻に買ってくるようにお願いしました。

しばらくして買って来てくれたのは、4足セットの靴下。

値段は知らないのですが、なんだか薄手で、

(安いんじゃないの?)

という気持ちにならざるを得ないようなお品。

しかし、その時点では文句を言うのはあまり夫婦的に良くないのではと思い、黙って新品を卸して使い始めました。

しばらくして、数回はいたと思われる靴下の片足に、あろうことか大きな穴が開いてしまったではないですか!

こうなったら、ひとこと言ってもいいのではと思い、

「奥様、買ったばかりの靴下に穴が開いてるんですけど?」

というと、それですべてを悟ったようで、妻が

「ごめんなさい」

と言っていました。私もこれ以上は攻めるが出来ないので、この話は終わりになりましたが、ちなみにこの靴下、いったい4足でいくらだったのか知りたいのは私だけでしょうか・・・

2014年1月12日 (日)

強力助っ人

今日も土曜日で忙しい日。

柔道の稽古から帰ってきた6歳の次男が

「今日はお店の器拭きを手伝う」

と言ってききません。

年末にやはり兄弟で拭きものを手伝った記憶が印象的だったのでしょう。

忙しい日には

「手伝おうか?」

といってくるのです。

あまり夜遅くまで起こしておくのもいけないと思い、あまりやらせたくはないのですが、どうしてもやりたいというので、仕方なく手伝わせることに。

父と一緒に割れにくい器や小さいものを中心にゆっくりではありますが、丁寧に拭き上げておりました。

なぜにこんなに興味を持っているのかはわかりませんが、嬉しそうに手伝いをしている我が子を見て

(偉いもんだな)

と感心いたしました。働き者なのは誰に似たのでしょう?決して私ではないはずなので、やはり妻なのでしょう。

2014年1月11日 (土)

雲子

Photo

今月の揚げ物です。

邪道と言えば邪道ですが、雲子(タラの白子)を春巻きの皮で巻いて、ポン酢で提供します。

評判はとっても良さそうです。

良いのでこうして

「ブログに書きなさい」

と妻に言われて、書いております。

さらに妻はこの中に無理やりチーズを入れさせて、若い子に揚げさせていました。

かなり横暴であります。

お味は非常に良かったと報告を受けております。

2014年1月 9日 (木)

からすみ

昨年末にからすみを仕込んで、出来上がっているのですが、父の提案で、変わり種を作っております。

からすみはボラの卵巣を塩漬けにして、その塩分を日本酒で抜き、そして干して水分を飛ばします。

そうすることで、塩で水気を取り、硬くなったものをお酒で塩分を取り除き、

今度は干すことでうまみを凝縮させるという、考えれば考えるほど、理にかなった美味しい食べ物が出来るというわけです。

さて、何が変り種か?

それは塩漬けまでは普通にして、次の塩分をお酒で抜く段でワインを使ったらどうか?

というはなしになった訳です。

そうすればワインに寄り添うからすみが出来るのではと。

そしてその「ワインからすみ(仮)」が出来上がっているのですが、そのお味はというと、私は正直

「微妙」

だと思います。

父は美味しいといいますが、広く意見を求めるほどは作っておりませんので、折を見てお客様に感想を聞いてみたいと思っております。

2014年1月 8日 (水)

今年もやります

今年も月に一度のワイン会を開催しようと思っております。

手始めに1月は下記要綱で催します。

1月30日木曜日

19:00開始。会費10,000円(税サ込)

今月のテーマは中東ワインです。

中東の位置づけも難しいのですが、このヨーロッパに続く地中海沿岸地域が、ブドウ発祥の地とも言われております。

どのようなワインを飲んでいただけるか、私も楽しみにしております。

ふるってご参加いただければと思います。

余談ですが、4月から消費税が上がります。

この税金込という料金、果たして難しくなるのか、それとも今まで通りやれるのか、思案しております。

2014年1月 7日 (火)

あけましておめでとうございます

世間より若干遅れて、年初の営業を始めました。

今年も何卒よろしくお願いいたします。

皆様のお力添えで、やっていきたいと思っております。

休みの間、早く寝て、だらだら寝ての繰り返しで体調がおかしくなりかけていたのですが、

本日、営業を始めて、やっとリズムがつかめてきたようで、調子が出てきました。

有名な方のお言葉で

「働き者は休んでいると調子が悪くなり、怠け者は働いていると調子が悪くなる」

というのを聞きましたが、私は決して働き者ではないのに、そちら側に入れられてしまっていることに、違和感を感じております。

はからずも本日来ていただいたお客様に、年初のあいさつをいたしましたら

「こちらこそ、今年も美味しいものをお願いいたします」

と切におっしゃられて

(我々にはこのような使命があるのだ)

と再確認させられました。

「そう、私たちにはお客様を幸せにしないといけない義務がある。」

そうとらえて、今年一年精進します。

よろしくお願いいたします。

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