名刺探し
たまった名刺の中から、ある方のものが必要で、探さないといけませんでした。
その数およそ200枚。
少しでも早くしようと、長男に
「手伝ってくれる?」
というと、子供のうちはいいですよね。
「いいよ」
とふたつ返事で、嬉しそうに興味津々でやってきます。
私が
「この中から○○○株式会社というのを探すのよ」
というと
「わかった」
ととってもいい返事。
それを聞いていた次男が
「僕もする」
といいます。
(あやしいな)
と思いつつも、会社名がカタカナだったので、分かるかなと思い、2人に少しずつ渡しました。
私は、さっさ探っていきます。それに引き換え、子供は丁寧に目を通しています。
(これなら大丈夫かな)
と思ったのもつかの間、次男がその会社の別人の方の名刺を手にしているのが目につきました。
(おっ!)
とどうするのか見ておりますと、普通に
「う~ん、これは違うね」
とか言いながら、弾いています。
私が
「こりゃ、ちゃんと見なさい。これ、書いてるでしょ?」
と言うと
「ああ、ほんとや」
この柄を覚えて、もっとしっかり見るように葉っぱをかけていると、今度はまさに必要な名刺に長男がさしかかりました。
(まさか、小学校4年生はだいじょうぶやろ)
と様子を見ていると、なんと長男も
「違う、違う」
と弾きます。
それを見て私が
「こら、何を見てる!これがさっきと同じ名刺で、柄も一緒でしょ?」
と言うと、長男も
「ああ、ほんとや」
全く、2人とも役に立ちませんでした。中々、できんもんなんですね。
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