みんま
地方の仏事ではありますが
「みんま」
というものがあります。
愛媛県でも中予地区と呼ばれる松山近辺で主に行われ、12月の巳の日と午の日の間に行われ、
その年に亡くなられた方の「お正月」だと言われています。
法事をして、お墓の前でしめ縄を焼いて、その火でつきたてのお餅を刀に差して焼いて、皆に振舞うのだそうです。
本日、亡くなったおばのみんまを行いました。
私はお弁当を作って、持って行ったわけですが、たくさんの親戚が集まり、お祭りしておりました。
ただ、このみんまですが、我々にとっても非常に不明な点が多く、例えばお包の色(仏事か慶事か)もはっきりわからず、お弁当も赤飯を入れたらよいのか、黒豆ご飯を入れたらよいのか、これも定かではなく、和尚さんでさえもはっきりとした答えが出せないような行事なのです。
本日はお赤飯を用意しましたが、一応クレームはありませんでした・・・
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うちも父がみんまに行っておりました。
お包みは黄色と白の水引のものを
使っておりましたね。
黄色と白色のものを使うのも
この地方だけなのでしょうか?
投稿: Y.Y | 2014年12月16日 (火) 21時30分
Y.Yさん)みんま自体は愛媛特有のものだそうです。
村上水軍由来のものと言う説と、秀吉の朝鮮出兵由来のものと言うような説があります。
黄色と白の水引に関しては愛媛特有と言うものではないような気がします。
この水引は仏事の水引で、おそらく白黒と同様と考えていいのではと思います。
投稿: takumi | 2014年12月17日 (水) 01時09分