うぐいす
お茶のお稽古に行きました。
駐車場から先生のお宅に向かう途中で、何やら鳥の鳴き声が。
「ほ~ホッケッケヨ」
うぐいすが鳴いておりますが、練習中のようで、うまく鳴けていません。
(そんな季節なんだ)
と実感いたしました。
先生のお宅は住宅街にありますが、以前よりうぐいすが立ち寄るルートに入っているようで、毎年やって来ます。
稽古中にもその鳴き声が聞こえ、何とも風情があるのです。
稽古場に入り、そのことは言わなかったのですが、すぐに先生が気づき
「あら、うぐいすね」
とおっしゃるので、私は
「はい、お邪魔する途中に、聞こえましたが、姿は見えませんでした」
と言うと、先生
「うぐいすなんて、姿を見るものではありませんよ。声は聞いてもいいですが、姿はそうきれいなものではありません」
とのこと。昔よりうぐいすとして描かれている絵は、実はメジロで、鳴き声とその容姿のギャップが、風流な方には許せなかったのでしょう。
こちらが鶯。
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