茶花
父の同級生が本を出版いたしました。
なかなか高尚なお名前です。
茶花とは、本書によると、比較的最近(とはいえ中世には使われていないという意味で、江戸時代元禄期からは散見)使われ始めた言葉で、お茶の席に活けられたお花のことを指します。
その茶花の中で、特によく使われる20種類ほどについて書かれた本です。
著者は大学の植物学の元教授で、退職後にこの本を出版いたしました。
茶道にも造詣が深く、かなり、マニアックで、茶道史と花とを結び付けて語っていくので、かなり興味深い内容となっています。
まだすべて読んではいませんが、なかなか濃密なお話。
ここまで深く掘り下げられるものかと、感心いたしております。
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