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2017年6月 8日 (木)

臨床仏教師

タイトルの「臨床仏教師」とは聞きなれない言葉ですが、癌など余命を宣告された患者さんとお話をして、安らかに最後を迎えてもらう手伝いをする僧侶で(表現が適切ではないかもしれません)、宗派を問わず、適性試験をクリアして、規定の実習時間をクリアした僧侶のみが認定される資格です。

日本には11人しかおらず、愛媛には一人のみです。
それが父の実家の副住職で、私のいとこです。
彼が本日、地元紙に掲載されました。
Photo最初その取り組みを聞いたとき
(そんなの患者さんが素直に受け入れてくれるのだろうか?)
と疑問に思っておりました。
ところが、本人以外の周りから聞こえてくる言葉では、ドクターも、患者さんのご家族など、ありがたかったとのお話ばかり。
亡くなったご家族からは
「父が楽しみにしていたんですよ」
そんなお話を聞いたとき、そういう世界なんだと、再認識いたしました。
海外では神父さんが病院で活躍しているという話も聞きました。
癌は特に心のケアが必要だとも聞いています。
薬以外の治療法としての活躍の場もあるのかもしれません。
今後の彼の健闘を楽しみにしております。

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