鯛のえ
久しぶりの大物です。
鯛の口の中に付く寄生虫「たいのえ」です。
鯛の口に入ってくる餌を奪っているのかと昔は思っておりましたが、どうやら鯛の口の中の粘膜に張り付いて、鯛のほうから栄養を取っているらしいです。
基本つがいで寄生して、大きいほうがメス、小さいほうがオスで、メスは抱卵しておりました。
と、こんな写真をSNSに投稿したところ
「これは食べられる」
とか
「美味しい、焼いたら最高」
などと言う驚愕のお話まで聞こえてきました。
調理場で
「食べられるらしいで!」
というと、大半の人は
「いくら美味しいと聞いても、私は無理です」
と言います。正直、私も無理です。
エビやカニと似たようなものかなとも思いますが、なかなかトライできそうにありません。
板前たるもの、なんでも食べてみないといけないのでしょうかね?
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