りんまん
松山地方の季節のお菓子に「りんまん」というのがあります。
上の写真のお菓子ですが、白いお饅頭の上に色のついたお米がちりばめられています。
このお米がうろこの「鱗」似ているからだとか、朝鮮人の「林さん」によって伝えられたからだとか、諸説あるようです。
3月3日の桃の節句のころに食べるお菓子なのですが、昔から、当地方のお節句は1か月遅れの4月3日に行っていた経緯もあり、3月から4月にかけてのお菓子という事になっています。
この時期になると、スーパーの和菓子売り場をはじめ、街中の和菓子店でも取り扱いをするところが多く「春が来たな」と思わせるものの一つです。
味には見た目のような派手さはありませんが、素朴な味わいで、とても美味しいです。
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