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2019年11月29日 (金)

禅寺丸

禅寺丸という柿をご存知でしょうか?

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日本最古の甘柿とされ、神奈川県川崎市が発祥の品種の柿とされています。

ただ、以前はかなりの生産量があったようなのですが、近年は果物としての出荷量は激減して、ほぼ皆無です。

というのも、この品種「不完全甘柿」と呼ばれる受粉があるか無いかで、甘柿か渋柿かが変わるもので、人にとっては気まぐれな柿と言えます。

最も、現在のこの柿の役割は、富有柿や次郎柿などの他品種が無いと実がなりにくい品種の交配用の物としての重宝されています。

我が家のベランダにある甘柿の結実が悪いのでこの柿を買ってみました。鉢植えにして、近くに置いただけですが、

一年目は変わりなかったのですが、二年目からはかなり実が付き始めました。さすがです。

そして日本最古の甘柿を切って食べてみました。

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口の中がザラザラするほどのタンニン分。この実は渋柿であったようです・・

2019年11月20日 (水)

禅寺丸

禅寺丸という柿の名前をご存知でしょうか?

神奈川県川崎市を特産とするこの柿ですが、日本最古の甘柿と言われ、以前はかなりの生産量があった、人気品種でした。

その後、禅寺丸は今では知らない人も多いくらい、生産量の少ない柿になってしまいました。

その理由は「不完全甘柿」と呼ばれる、基本甘柿なんだけど、条件に合わないと渋柿になるよ。と何とも勝手な品種だからと推察できます。

果肉に「胡麻」と呼ばれる黒い斑点がはいると、甘柿で、美味しいらしいのですが、種が無く、胡麻が入らないものは、渋柿となります。

今年、この禅寺丸の鉢植えに3個の実がなりました。

父がしこたま油粕をあげたものですから、小さいはずの禅寺丸の実が、こんなに大きくなりました。

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一番最初に収穫したものは、全体が黒く、糖度も高く、非常に美味しいものでした。

そして本日、2個収穫しましたが、今度は黒いところと、黒くないところが入り混じり、不思議なことに黒くないところは、タンニン分が強く、やや渋柿の状態でした。

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ただ、この柿を育てる本当の理由は実を取る為ではなく、ベランダにある甘柿を受粉させることにあります。

柿は種類によって、雌の実しかつけないものがあって、雄が近くにいないと、結実しないものがあります。

禅寺丸のお陰で、今年は甘柿が大豊作でした。

 

2019年11月19日 (火)

大島紬

お客様から着物をいただきました。

亡きご主人様の大島紬を解いて、反物にしてくれておりました。

「今時、着られる男性がいないから」

と言われて、お茶をしている私に白羽の矢がたったのでしょう。

頂いてすぐに縫いに出したのですが、なかなか機会が無く、ちょうど袴を出す用があり、お稽古に着物で行くことにしました。

Img_1238ちなみにお茶のお点前の時には長着に袴をつけます。(本当は袴は無地の物が望ましいのですが) 

ちょっと私よりも小柄なご主人だったのでしょう。裄が短めですがご愛嬌で。

袷ですが、非常に軽く、きれいなお着物でした。

お稽古も着物で行くと、非日常で、気が引き締まります!

今年のお正月にで着る機会があれば、もう一度アンサンブルで着てみたいと目論んでおります。

 

2019年11月12日 (火)

うつぼ

高知でうつぼの唐揚げを食べたことはあったのですが、お刺身を食べたことがありませんでした。

朝、コーヒーを飲みながら新聞の折り込みを見ていた時、スーパーの広告で、うつぼのたたきを発見。

これは買わねばと思い、すぐさま買いに行きました。

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切り分けてポン酢と大根おろしでいただきました。

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感想は全く癖がなく、非常に美味なものでした。

白身には白身の味があり、においはなく、その外にゼラチン質の皮があります。

愛媛の南部や高知で愛される魚であることがわかりました。

しかし、噛まれたら病院送りだそうです・・・

2019年11月 8日 (金)

内藤カボチャ

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珍しいカボチャの登場です。

写真のカボチャは「内藤カボチャ」という和種のカボチャで、江戸時代に新宿で作られていた、カボチャと言われています。

現在、我々が普段に食べているカボチャは西洋種と呼ばれるもので、カボチャ自体は外国から持ち込まれたものですが、ごく最近になって栽培されるようになったもので、和種と呼ばれるものは、江戸時代以前に日本に持ち込まれたものと考えられています。

さて今回、この和種の内藤カボチャで、以前より親交のある野菜ソムリエの若林牧子さんとコラボして、お料理会を開催することになりました。

11月27日水曜日 11:00~ きよみずにて

 

西洋カボチャとはいろいろと特徴が違うので、調理法を考えているところです。

興味のある方はお気軽にきよみずまでお問い合わせください。

2019年11月 1日 (金)

生もみじ

以前より広島名物「もみじまんじゅう」に新商品の「生もじみ」なるものがあるという事を聞いておりました。

気になって食べてみたいなと思っていたのですが、なかなかありつかず、自身が広島に行った時にも、港のお土産物売り場で、たずねたところ

「うちにはおいておりません」

と冷たくあしらわれてしまいました。

(これは縁が無いな)

と半ば忘れかけていたところ、先日お越しいただいたお客様が、我々店の者にも、お土産を下さり、開けてみると、なんと生もみじではないですか!

思わず

「うわ~!」

と言ってしまいました。

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開けてみると、なんとも高級感のあるパッケージ。

 

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さらにそのものを見ていると

「生」

というだけあって、何となく形も柔らかそうに、型がしっかり取られていません。

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どういう風に「生」なのか非常に興味があります。

とにかく食べてみることに。

ううん、非常に美味しいです。

皮の部分が餅っぽくなっており、従来の生地とは全く別物です。

ただ、何が「生」なのかの謎は、食べただけでは分かりませんでした。

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