あんきも
12月を迎えて、今年もあとひと月。
早いものです。
いろいろなことがあれども季節は移ろい、日増しに寒さが強くなってまいりました。
寒くなってくると、食材も自ずと変化してきます。この時期ならではの食材が入荷してきます。
その1つがこれ。あんこうの肝です。
山口県産の新鮮なものが入荷しましたので、さっそく処理を。
内臓ならではの癖があるものですから、下処理はことのほか重要です。
表面の薄皮を取るために、医療用のはさみを使って、細かい筋を切り取ります。
その後、酒とぬるま湯と塩を合わせた液と共に真空機に掛けます。
こうすることで、肝臓内の血液が、一気に外に排出されます。
これできれいに処理できます。
脂の感じがクリーミーで、非常に美味であります。
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