白子と真子
5月、6月と真鯛の産卵時期となり、仕入れるとおなかの中には、真子と白子どちらかが入っていることが多くなります。
たまに終わってしまっているものあったりしますが、それはまた別の話で。
さてその真子や白子ですが、私が思うに例年だとオスとメスの割合は大体半々だと感じています。
鯛が2匹入荷すると、真子と白子といった具合です。あるあるですが
(今日は真子が料理で必要なんだけどな)
というときには、決まって白子が入っています。
ところがそうではなくて、今年の真鯛に関して、4月の後半から今に至るまで、お腹を開けども開けども、真子ばかりなのです。
だんだん白子が欲しくなってくるからというのもありますが、それでも極端なほど、白子の少ない年のように感じます。
さてこれは?と頭をひねっておりますが、いったいどういうことなのでしょう。
漁獲量が減ったり増えたりすると、よく
「温暖化のせいやね」
と言ったりしますが、果たしてこれも気候変動のせいなのでしょうか。
私ではわかりかねますが。
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